ギリシャ語総合(希臘語総合―古典も中世も現代も)★2
>>27
ギリシャ人は理屈ばかり言って働かない、とローマ人から言われてるからな。
古代の風潮を残してる希少な人たちだぞ。 >>8
>最初から昔の書物から引用した文で学習させるとこ
私は別の言語をやっていますが、むしろ初級の文法の解説であっても聖書の引用で学習させる方がありがたい、私は聖書を読みたいのであって「犬がワンワン、猫がニャンニャン」的な例文はあまり嬉しくない >>8
分かる。誰かnatural methodな本があったら教えて欲しい。
ラテン語だと、ラテン語だけしか書かれていないけど、ラテン語が読めるようになる本があって、
https://noet.com/images/PageScans/36369pages/001/36369_001_01.jpg
脳みそフル動員してるせいか頭に入ってくる。
あと、英語とか日本語が混ざってないから、頭の中の言語を切り替える必要が無いのもいい。 そうそれ。2011年に新しいのが出てる。
https://www.amazon.co.jp/dp/158510423X/
これだけで行けると書いたけど、発音は別途調べる必要がある。
文法は、英語話者に対しては格変化言語だぞと先に教えておく必要はあるだろうけど、その他の欧州語人はいけそうな感じ。
単語数は1800語。まぁ入門書なので単語数を増やすには別書か辞典が必要。
次の2冊が副教材になってる。
https://www.amazon.co.jp/dp/1585102121/ 練習ドリル(問題のみ、解答は↓の本)
https://www.amazon.com/dp/1585100749/ 追加練習ドリル+解答
なんというか、文法書とか辞書を主軸に勉強してると、分かった気になって本当は分かっていない後ろめたさがあったんだけど、
でも、この本で勉強してると自分で読んだという充実感というか達成感があって嬉しい。
で、こんな感じのギリシャ語版はないのかなと。 英語話者なら1800語のうち7割くらいは理解できるだろう アイソーポスから始めると知ってる話が多くてやり易いかも 古典ギリシャ語はイーリアスから
キリスト教徒なら新約聖書
これが王道 古典ギリシャ語やるなら先ずは現代ギリシャ語からだな シュリーマンのように、古代ギリシャ語のために現代ギリシャ語を学ぶ意味は全くない。
古代ギリシャ語を学ぶために必要なのは英語、次点でドイツ語。 spiritus lenis も spiritus asper も、小さすぎて読めない!
いや、読めるフォントもあるんだが、たいていのフォントでは 36pt ぐらいにしないと判別できない。
ちゃんと読めるようにフォント作ってくれよ… 有気音と無気音の区別ってどうやってますか?
有気音をしっかり出そうとするとアクセントがその音節に移ってしまってかえって正しい発音から遠のいてる気がしたりします。
なので現段階では発音の上では区別しないで学習を進めているのですが、そうすると書くときにkかχ、tかθか、πかΦ混ざってしまう。 会話する相手いるわけでもないのにこだわってどうすんの?
違いがあること理解してればいい >>57
どうやってますかって、そらきちんと発音するだけよ。
音素を区別しないで学習をすすめるなんてことしちゃいけない。ちゃんと言語として学びたいのならね。詩に関心があるなら尚更。
文字はあくまで言葉の影に過ぎない、なるべく文字に頼らずに学習すべき。
帯気の有無については、ギリシャ語+α の区別(p / ph / b / bh)があるインドの諸言語を参考にするといいよ。中国語(p~b / ph)はダメ。 >>58
話すとき区別しないと書くときに混ざるから困るなーと思ってて
>>59
確かに文字に頼りすぎるところあったかも!
でもまだ始めたばかりやけん発音の細部を無視して文法進めることにしたんだよね。CD音声聞いても違いがわからないし……
朝鮮語の激音、濃音の違いとも近いと思われますか? まあそっちもまだ習得できてないのだが >>57
有気音の原理の理解はこれが役立つと思う。
英語の発音における有気音(ただし条件異音)の説明だけど、そのまま使える。
https://m.youtube.com/watch?v=llKheeKaFJQ
中国語の学習者にもありがちだけど、変に力んだ発音が固定化しないよう注意した方がいいかな。
朝鮮語は、有声無声の区別はないから、参考にしない方がいいと思う。 基本的には「音声学を学べ、共通言語だから」ってことになるけど、なかなか難しいかもね。
“無声閉鎖音”の帯気/非帯気の差は、閉鎖音自体の問題じゃなくて、開放が起こってから声帯の振動が始まるまでの間隔の差。
[ta] だと [t] の閉鎖の開放から [a] の振動が始まるまで ≦10ms ぐらいで、[tʰa](=[tha]=[tåa]) だと≧100ms ぐらい。
[ta] だと日本語話者には “ダ” と聞こえるかもしれないが、[da] だと閉鎖中にも声帯の振動が起こっている点が違う。
τ / δ の違いは子音部分の、τ / θ の違いは母音部分(の冒頭0.1sec)の、声帯の振動の有無と考えればOK. Άξιον εστίν ως αληθώς μακαρίζειν σε την Θεοτόκον,
την αειμακάριστον και παναμώμητον και μητέρα του Θεού ημών.
Την τιμιωτέραν των Χερουβείμ και ενδοξοτέραν ασυγκρίτως των Σεραφείμ
την αδιαφθόρως Θεόν Λόγον εκούσαν, την όντως Θεοτόκον, Σε μεγαλύνομεν.
繰り返されてるτηνは「(〜である)彼女を」という意味の並列でいいの? アクシオネスティン・オース・アレートース・マカリゼイン・セ・テーン・テオトコン
常に福(さいはひ)にして全(まったく)玷(きず)なき生神女 >>68
ten Theotokonとten aeimakariston(seと同格)のtenはmakarizeinにかかる対格定冠詞で、
Ten timioteranとten adiaphthorosとten ontos(Seと同格)のtenはmegalynomenにかかる対格定冠詞。
ちなみに四行目のekousanはtekousan(tiktoの女性単数能動アオリスト対格分詞)の誤植。 >>70
日本語訳と見比べても定冠詞の使い方よく分からんな
アイマカリストンには定冠詞つくならパナモーミトンにもつくんじゃないのか
>>ちなみに四行目のekousanはtekousan
ほんまやな
Wikipediaからコピペしたんだが抜けてる >>71
http://www.middletownbiblechurch.org/egreek/egreek05.htmによるとTHE GRANVILLE SHARP RULEというのがあって、
Two nouns connected by kai (και), the first with the article and the second without it, are by the article identified as one and the same individual or class.
(二つの名詞がkaiで繋がって、一語目が定冠詞付き、二語目が定冠詞なしだと、それらの名詞は冠詞によって一つの同じ個人か種類のものとされる)ということだそうで、
英語でもthe lettuce and the tomatoesと言うとレタスという野菜とトマトという野菜として区別するが、
the lettuce and tomatoesと言うと二つの野菜をミックスしたサラダを指す、ということ。 つまり、ten aeimakariston kai ten panamometonと言うと二人の人間のことになってしまう。 >>73
そんなルールなのか
一つの単語に係る2語なら両方定冠詞つけたくなるけどな(アラビア語だとそうだし)
定冠詞すら変化するからなるべく省くんかな ラテン語スレより書き込みないな
ギリシャ語やってる奴少ないんかな Ο αυτοκράτορας είναι σύμβολο της Ιαπωνίας και σύμβολο της ιαπωνικής
εθνικής ολοκλήρωσης και αυτή η θέση βασίζεται στη συναίνεση του κυρίαρχου Ιαπωνικού λαού. 現代ギリシャ語と古典語どっちが難しい?
両方やってる人おらんの? オンラインの現代ギリシャ語の辞典使えなさすぎてキツい Έπαιξα στο "Η Μαίρη είχε ένα μικρό αρνί"
και "γέφυρα του Λονδίνου πέφτει κάτω"
ταυτόχρονα Ego eram ludens
"Maria paulo agnus" et
"pontem London est cadens" simul
「メリーさんの羊」と「ロンドン橋落ちた」を同時に
Я играл в "У Мэри был маленький барашек" и "Лондонский мост падает" одновременно
Ես խաղում էի "Մարիամը
փոքրիկ բարաշեկ ուներ"
եւ "Լոնդոնի կամուրջը
ընկնում է", միեւնույն
ժամանակ
https://www.youtube.com/watch?v=8nPyqSza74Y 14年ぶりに古代ギリシャ語を勉強する俺が通りますよ
現時点では、「パイデウオー」しか覚えてなく、他は全て忘れてしまっている ギリシャ語はたいていパイデウオーで
ラテン語はほぼ必ずアマーレなんだよね
何なのかねあれは アオリストは普通に多いっしょ
なんにせよ分詞がトップクラスに重要 古典ギリシア語を勉強しているって周りの人に言えば、大抵は驚かれる。 別に古典ギリシャ語じゃなくてもマイナー言語なら驚かれる しかし読んで面白い膨大なテクストが残っているので
あながちマイナーとも言えない 自分たちが話している言葉が古典語(古典ギリシャ語・ラテン語)に直接つながってる
から現代英語に寄っちゃうんだろうね
その点、日本語は遠く隔たってるから先入観なしにヒエロニムス式(?)の発音を学ぶことができる >>94
人のことは笑えない
我々も我々の漢字は日本語読みでずっとやってきましたからね… 文字が本体であるという発想の時点でどうしようもない 日本語の場合、正しい古代の発音だとこうなる
https://youtu.be/5tV2av3ENAg?t=83
我々のギリシャ語発音ってようするにこれに相当するものだから、アメリカ大学生の発音と違って当然 これ人工音声でしょ
古代ギリシャ語の発音だって近代になってドイツの学者が言語学的に復元したものだから、この人工音声と同じこと >>92のアメリカ人のギリシャ語も、>>94のいう日本語も、伝承音には変わりない
それでなんの問題もない
我々が後世にドイツの学者が復元した発音でギリシャ語を学べるということを「先入観なしに」などと上から目線で自慢するようなことではない
外国の日本語学者が古典日本語を>>100のような発音で学んで「我々は先入観なしに正しい古典日本語の発音を学んでいる」などと言われたらどう感じるか考えてみればいい 少なくともホメーロスやウェルギリウスを正しい韻律で発音できない方式は、なんの価値もないと言っていい。
ギリシャ人やローマ人、その後継者が苦心して残した手がかりを尊重しないのなら、はじめからそこに立ち入る意味はなかったんじゃないか。 そんなの気にするのはホメロス学者や古典詩学者だけでいい
東ローマ帝国時代の初等教育はイリアスの暗唱から始まったが、当然発音は現代ギリシャ語に似た中世ギリシャ語の発音で暗記したわけでそれを意味ないなどというのは歴史性も何も考慮しない単細胞の妄言 キリスト教化後のローマの文化なんて心底どうでもいいね .ギリシャ・クレタ島の線文字Aは漢字やカタカナによく似てる。不思議な文字。
漢字、カタカナ文字はギリシャ系の人達が持ち込んだのか?
中国新石器時代の甲骨文字、象形文字などは、後の漢字とは似ていない。
漢字の一二三、ギリシャ数字のTUVなどは同じ思考のように感じる。
クレタ・線文字A(せんもじA、Linear A)は、
およそ紀元前18世紀から紀元前15世紀頃までクレタ島で用いられていた文字である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E6%96%87%E5%AD%97A#/media/ファイル:0726_La_Canée_musée_linéaire_A.JPG
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%BF%E7%B7%9A%E6%96%87%E5%AD%97A
「コロナウイルス」の名称はラテン語のcorona(コロナ)およびギリシャ語の
王冠または光冠(丸い光の輪)、花冠を意味する κορώνη(korṓnē コロネ)に由来する。
カタカナの「コロナ」を合体さすと「君」という漢字になり、意味と形が一致してる。
意味は万人の上に立って天下に号令する人、
天子・帝王・諸侯。また人の上に立つべき徳のある人。
1.「君主・君侯・君国・君臨・君恩・君子・主君・名君・神君・幼君・先君・亡君・忠君」
2. 敬称。
君(きみ、クン)とは、主に東アジアの漢字文化圏の王朝でみられた君主の称号(君主号)
または皇族・王族、貴族(特に外戚・功臣)の称号。 >>109
私は今「ギリシャ語練習プリント」をゆっくりとやっていて、それがおわったら「四週間」をやろうと思っています
「四週間」の評判はとてもいいと思います 新ギリシャ語入門持ってるけど四週間評判いいなら買うか…ちと高いけど 古典的な名著、高津春繁先生の「基礎ギリシア語文法」はやっぱり不滅だと思うのですよ
実用性抜群 岩波の「ギリシア語文法」じゃなくて「基礎」が付いた「基礎ギリシア語文法」ってのが北星堂書店から出てるの
そちらは初級者が読んでも大丈夫よ 高津先生の教科書を口語に直す仕事をしてみたいんだけど北星堂書店は
倒産(?)しちゃったみたいだから無理かしらね
岩波の方で外注編集者として雇ってくれないかしら 新ギリシャ語入門はなんか不便だな
実際どのような意味なのか説明が全然足りない
その癖に音韻の歴史的変化とか初級者には要らないようなことを詳しく書いたりして でもやっぱりアテクシは高津先生のが優れてると思うわね
要するにまとまった長さの文章をガンガン読み込まないと上達しないっていう信念が好き
古典ギリシャ語には特に当てはまると思うわ >>114
北星堂書店の「基礎ギリシア語文法」(高津春繁)を先行して入手しました
ギリシャ語練習プリントに記載されている単語と例文を全部覚えきったら、四週間とこちらを同時に読み進めていく予定です
>要するにまとまった長さの文章をガンガン読み込まないと上達しない
この教育方針は四週間の評判でも指摘されていました
ご紹介ありがとうございます! あら、入手なすったのね! よかった!! 楽しんで勉強してね 芥川賞の「花火」
ぜんぜん日本語大好き
ギリシア神話は面白い ひゃー!良かったギリシャ語スレがあって… 最近勉強始めた大学生だけど、参考書の種類が他の語学に比べて少な過ぎて困ってる(;o;) 初心者にオススメな本あります? 今は荒木英世さんのギリシャ語基本単語2000と向井聡さんの楽しく学ぶギリシャ語入門をやっています Cambridge の新しい辞書はどうですか?
評判いいんでしょうか。