準一級二次試験は勘違いされやすいのですが、準一級一次試験突破レベルの機能動詞表現、熟語、単語は必要ありません。
5級 4級 いっても3級レベルのアウトプットが出来れば十分合格します。ここでいうアウトプットとは日本語からドイツ語に出来てかつ、例文も作れる事を言います。例えば、貧しい→arm Er ist sehr arm. まで出来てアウトプットが出来ている事になります。
二次試験は約10分程度です。この短時間で合否が決まってしまいます。
なのでドイツ語会話経験に乏しい国内組は一度グダグダになると立て直しが出来ず、そのまま爆死する可能性が往々にしてあります。
試験は二部構成です。前半はインタビュー形式です。自己紹介、 試験会場までどうやって来たか、 ドイツ語をなぜ学んでいるか、 ドイツに行った事はあるか、 などが聞かれます。
後半は写真問題です。机の上に写真が三枚伏せられてます。インタビューが終わった後、写真を一枚めくる様に言われます。
まず写真に何が写ってるか聞かれます。
次にこの様な物は日本にあるか?あるとしたら日本とどう違うのか? あなたはそれについてどう思うか? 等々聞かれます。
写真はクリスマスマーケット、 カーニバル、 市場、 路面電車 二階建てバス、 カフェ、 誕生日、 公園、 アドベントカレンダー、 美術館 等々ドイツの日常風景です。
返答のポイントは以下の通りです。ここの掲示板の先輩も仰ってまして重複しますが、「文を出来るだけ短くして答える」です。
すると、それについて試験官が質問してきます。又、短く答える。以下繰り返し…です。
この際、内容の深さは求められてません。
会話のキャッチボールが出来ているかをみているのです。小難しい表現を使ってかましてやる必要は一切ありません。
なので、私は「新独検合格単語+熟語 1800/第三書房」の「5級、 4級、 差が出る熟語、 テーマ別 」のアウトプットとシャドーイング(この本はCDがついてる)を何周もしました。
特にテーマ別の項目のアウトプットは返答の際、アドリブが効かせられるかもです。
又、写真の描写に関しても、出来るだけ細かく描写するのがコツです。
バカ丁寧に大きな声でゆっくり状況描写する事で時間が稼げ、次に聞かれる自分の意見を求められる質問タイムを短くできます。
もっとも途中で試験官からもういいから的な事言われるかもしれませんが(私は言われた)。
とはいえインタビューや写真描写の自分の返答が正しく自然な独文なのかは怪しいところ。
更に試験官の質問が、何を言ってるのか解らなければ爆死確定。
なので、私は横着しました。
まず適当な独作文アプリで独作文する。次にその独文をHinativeというアプリに写真(ネットで拾った画像)を添付して投稿してネイティブに添削してもらう(割とすぐに返事がきます)。添削してもらった独文をノートに転記。
その独文を音読してその音声を又、Hinativeに投稿してネイティブにその独文を音読してもらう。
この様にして予想質問と返答の独文をノートにどんどんストックしていくと頭の中に色んな言い方がパターン化されて来ます。
質問を色々予測してそれに対して、こう答えてやろとか考えるのはクリエイティブだし(多分)、見知らぬネイティブから返事がくるのも案外楽しいもんです。
後は音声を何度もシャドーイングして、暗記する位までやり込めば何となくオレ二次イケるんじゃねって気がしてきます。
たかが独検 されど独検
せっかく高い受験料払って受けるんだから合格する方が良いに決まってますよね。
アプリでも何でも使える物は全部使って是非とも合格して下さい !!
長々と掲示板汚し大変失礼しました。