俺様が何歳かなんて大した問題ではない。問題は如何にしてリアルな戦いをやるかに尽きるだろ?
出血当たり前が社会人として常識を疑うだと貴様?面白い御託だな。ならば貴様を論破してやる。
その昔プロレスはリアルに闘っていると誰しもが思ったんだよ。力道山やルーテーズなどが真のプロレスを披露するが、面白いのは最初だけで段々飽きてくるのだ。
そこでアブドーラ・ザ・ブッチャーが登場だ。コスチュームに隠したフォークを出し相手の額に突き刺した。リングは瞬く間に血の海だ。観客は大いに盛り上がる。これだ!これこそが忘れかけていた民族の誇りだ!!
我々大和民族は白禍に愚弄され続けてきた。浦賀にペリーが来航してから大和民族は白人に蹂躙され続けてきたのだ!!
我々がリアルな戦いを好むのは白人に対する義憤に他ならず、数百年の恨みの証だ。
韓国には恨五百年という考え方がある。これは誰かを憎むという意味ではなく、ここで言う恨(ハン)とは長年耐え抜き心に刻んだ我慢なのだ。我々がなぜ戦争をしたがるのか分かっただろう。