>>281
確かに個人を通して戦争を描く映画はたくさんある
火垂るの墓もそういった要素も内包してるは確か
それ以上に俺が感じるのは極めてパーソナルな部分
あの妹は子供的な存在である以上に恋人的な存在
妹、子供、そして恋人的な役割を担わされている
だから二人の場面も不穏だし気持ち悪さを感じる

直木賞作家の、あえていうなら私小説を
濃厚かつ執拗に映像化した結果、匂い立ったのは
「死」と「我」と「性」
戦争の影なんかは遠くの方に追いやられてる

底が浅いのはお前だろうが?
火垂るの墓=反戦映画って固定観念に縛られてる
作品の本質は裏の裏まで読まなきゃわからねーよ