>>104

しつこいな。芸のない鍛冶屋ネタ。

(一部ネトパヨがあげつらう伏見宮13代貞致親王、長九朗、
鍛冶屋問題について)

この鍛冶屋の件ですが、非常におもしろい視点ではありますが、
当時の室町以降の宮家の制度からして、伏見宮家の断絶を
無理に防いでインチキな後継者を立てる必要はないんですよ。
この時代、後水尾天皇の皇子がたくさんいらっしゃいましたから。
むしろ、伏見宮貞行親王の例からあきらかなように、幕府は伏見宮の
断絶させて天皇の皇子による継承を望んでいました。
また、この時期は幕府が朝廷に対してもっとも強硬な姿勢を見せて
いた時期でもあります。
以上のような時代背景を考慮すれば貞到親王が正統な実系で
なければ幕府が認定するはずは絶対にないと言えます。
少しでも疑いがあったのならば相続は不可能だったはずなのです。
したがって貞致親王が鍛冶屋の徒弟をしていたのは事実ではありますが、
それをもって伏見宮の継承が正しく行われていないとはいえない
と言えます。