>>667-668です。

>>694
Wikipediaを鵜呑みにしない方がいいのは勿論なんだけど、
ネット上では他にも「興福寺縁起」を出典として言及されるのが凄く多くて気になる。
誰も文面を引用してないから孫引きっぽいので、単純に誰かの勘違いが拡散してるだけとは思う。
明らかに「大鏡」や「尊卑分脈」の文言なのに「興福寺縁起」からなんて書いてる人もいるし。

それとも、群書類従所収以外の異本があるのか、あるいは、良世作以外の別本があるのか、
はてまた、タイトルを誤認してて実は興福寺の他の文書に記載があるのか。
確認したいけど物凄く面倒くさそうなのでやらない。

光明立后の言い訳については、正しくその通りだね。
当時から公然の秘密であったなら、ああいう迂遠で面倒な手続きを踏む必要も無かっただろう。

藤氏の繁栄は、累代の外戚、功臣・高官の続出、権謀術数の成功、くらいで十分説明できるだろう。

暇があったら図書館で保立道久の新書を読んでみることにするわ。
Googleブックスにプレビューが無くて残念w