>>219-222
ベルツ氏は「満州、朝鮮の一部、そして隣り合う日本の西海岸には、きわめて重要な人種的要素が
いくつか認められます。うまい名前がないので、私は満州・朝鮮系と呼んでいます。
彼らはスンガリ河(松花江)流域と満州・朝鮮国境の、そのあたりに最も密度が濃く、また
純粋なかたちで残っているからです。このタイプは、もちろんモンゴロイド系との
共通点が多く、混血も進んでいますが、純粋なモンゴル系以上にヨーロッパ人に似た特徴を
示しています。面長で、頬骨の張り出しが少なく全体的にコーカサス人種に近い体型をしています。
いわゆるトルコ系民族との親近性は明らかです。
朝鮮・満州系は、多分にコーカソイド的なトルコ民族の特徴と、モンゴル系のいくつかの
特徴を合わせ持っていますが、全体としてモンゴル系とは異なり、ひと目見ただけで
その違いに気づくはずです。」と、
「満州・朝鮮型(長州型)」をコーカソイド白人要素に短絡的に結びつけられる。ベルツ氏は
アイヌ人も(特に比較的モンゴル系に近いケルト・スラブの山岳種族に属するオーバー・バイエルン人)
に近いとされるんは、西洋のアルプス人種の広顔、広鼻傾向とアイヌ人の広顔・広鼻傾向と結び
つけておられ、 ベルツ氏は朝鮮南部をモンゴル・マレー系(薩摩型)要素が強いとされる。