● 【日本史板】お薦めの本を紹介するスレ ●
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「こういう良い本がありますよ」
こういう情報交換をして、お互いの知識を高めあいましょう。
新刊本・古書・古本・文庫・新書・写真集・歴史小説・史料・全集・ムック・雑誌・参考書・・・・・・・・
どんなものでも結構です
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Amazon.co.jp: 古本・古書・希少本 : 本 (和書)
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(1)天下統一‐信長・秀吉が成し遂げた「革命」(藤田達生氏)
この著者は、左派の政治思想の人で、それをこの戦国末期の分析に持ち込んで活動している。
つまり、信長・秀吉の時代⇒軍国主義日本で×、家康の時代⇒平和で◯ というもの。
それが露骨に書かれているので、買って読むのはどうかと思うが、
本能寺変後の天下人=織田信雄論など傾聴に値することもある。
1573年以降の足利義昭の権力を過大評価している(それが光秀謀反にも大いに関係)点など、
いろいろ議論を呼ぶ論点が多いが、それはそれで面白い。
(2)細川ガラシャ(安延苑氏)
大河ドラマの準備本かな。 藤田達生が左かどうかはともかく、秀吉を否定するなら我田引水も辞さない強引さは、その種の風潮に迎合しているんだろうね。
大きな嘘はないが読み手を誤導させるレトリックは上手い。
色つきだとの先入観を常に念頭に置いとかないと騙される。
典型的な曲学阿世の徒。 練馬区投票所襲撃事件 Wikipedia
練馬区投票所襲撃事件(ねりまくとうひょうじょしゅうげきじけん)は1969年(昭和44年)7月に行われた東京都議会議員選挙において、宗教団体〇〇学会の学会員と〇〇党の支持者が共謀し投票の終わった投票所を襲撃した事件である。
概要
昭和44年7月、東京・練馬区の第4選挙投票所(練馬区立豊玉第二小学校)において、投票終了時間後に〇〇学会員の二名が投票に訪れた。投票終了後のため投票できないことを告げると、二人が投票できなかったことを理由に当時の〇〇党代議士×××××の秘書と名乗り
百数十人の学会員が投票所を取り囲んで襲撃、女性・高齢者を含む投票立会人四人に暴言、集団暴行を加え流血させ、土下座しての謝罪を強要した
警察の対応
投票所が襲われたという前代未聞の出来事に警察は事件の捜査を行い、選挙管理委員の証言等から陣頭指揮を執った〇〇の犯行は揺るがないとして逮捕状を請求し指名手配する寸前までいったが、上層部からの圧力がかかり。
、最終的に練馬区投票所襲撃事件での逮捕、起訴されたのがわずか1名だった。その1名には「選挙事務関係者・施設に対する暴力罪、騒擾罪等」で懲役六月、執行猶予二年の有罪判決が下された。
背景として、当時〇〇党の中央執行委員長であった◇◇◇◇は自身のコラム「政界回顧録」(朝日新聞)において地検幹部にお目こぼしを依頼し、それがかなったことを回顧している
新聞・マスコミの対応
朝日、毎日など主要マスコミは襲撃事件の内容を取り上げなかった。ジャーナリストで事件当時毎日新聞編集委員だった内藤国夫は自書『〇〇学会・〇〇党スキャンダル・ウォッチング』で
〇〇党の◇◇委員長(当時)らが警視庁首脳部に圧力をかけ、警察からマスコミへ報道しないよう圧力がかかり公にならなかったと振り返っている。
http://wpedia.mobile.goo.ne.jp/wiki/2580626/%97%FB%94n%8B%E6%93%8A%95%5B%8F%8A%8FP%8C%82%8E%96%8C%8F/ 上古代史関係ならば、後藤幸彦著「邪馬台国の終焉」がよい。
邪馬台国地理論ばかりでなく邪馬台国や大和朝廷との関係、そして中国朝鮮との関連まで説かれている。
他に「神功皇后は実在した」も年代論(倍暦等)を説く本としては秀悦である。
どちらも明窓出版社である。 また出たーーー
柏書房から、山本博文・堀新・曽根勇二先生らの「秀吉政権の正体」w
そろそろマニアック過ぎ&重複も見えるけれど、それでもシリーズ化されると、買わざるを得ない。
商売うまいのぅ〜 一坂太郎氏の「幕末維新の城‐権威の象徴か、実戦の要塞か」(中公新書)。
戦国の城を取り上げた本は数多あるが、この時代のものは珍しいくらいだから、興味を惹かれますな。
一坂氏は「高杉晋作考」という著作を準備中のようだが、
予定金額や一般書店販売しない点を踏まえると、自身の研究の集大成的なものとして自主出版か?
彼は長州派でありながら、村塾系には冷めた目を向け、佐幕派っぽいところがある。
で、上記藤田氏と同様、徳川の平和◯・近代天皇制&軍国明治日本×という価値観なのか?
このあたり、歴史研究家の国家観について整理したいね。 吉川弘文館の人物叢書シリーズ、発刊ペースを何とかもうちょっと上げてくれないかね?
小早川隆景、豊臣秀長、木戸孝允、後藤象二郎、板垣退助、三条実美
このあたり、読みてぇええええ 一坂氏は佐幕ではなく熱烈な高杉ファンだし明治維新肯定だよ
高杉ファンだからこそ実証的な周辺の史料を駆使して実像の高杉を描き出そうとしている
そこが天才英雄高杉を崇拝する守旧派から理解されず袋叩きにあってる
よって最近はややそれに対する反発が目立つ気がする
本来は一坂が仮説を立てそれに反論するという形がよいのに一坂が実証を必死になってやりアホ信者が罵倒する構造 ◯「桶狭間」は「経済戦争」だった(武田知弘氏)
◯徳川家が見た幕末の怪
手軽な新書で面白うそうな本が続出。もう仕事や家のことをやっている暇はないですね。 西郷「征韓論」の真相 −歴史家の虚構をただす
(勉誠出版、川道麟太郎氏)
というのが出た。
「征韓説」「交渉説」共に間違い、「死処説」、
元々西郷は隠遁願望や死にたい衝動があり、島津久光の執拗ないじめもあり、これを機会に、と。
そういう主張ですが、別に真新しい訳ではないし、
前者2説のどちらの場合でも、そういう死に場所を求めたという意味合いはあるだろうに。
まぁ、読みもせず決めつけて批判してはいけないかな。読んだ人の感想を待っています。 「源頼朝文書の研究 研究編」(吉川弘文館、黒川高明氏)
さ、みんな、読破できるか? チャレンジだ! 裴世清か江藤新平かについて書かれた本で何かオススメはありませんか?司馬遼太郎氏が参考にした江藤新平の本があるそうなんですがそれが一体なんという題名だったか…… >>43
定番は、神田千里氏著の吉川弘文館本で、
●信長と石山合戦‐中世の信仰と一揆(歴史文化セレクション 2008年)
●一向一揆と石山合戦(戦争の日本史シリーズ 2007年)
です。
近刊で、興味を惹かれるのは、
●顕如・教如と一向一揆‐信長・秀吉・本願寺(長浜市長浜城歴史博物館 2013年) 本棚にある古い小説だと
『本願寺百年戦争』法蔵館
『本願寺物語』雪華社
『石山本願寺の興亡』河出書房
『蓮如と七人の息子』誠文堂新光社 >>45
江藤についてだが、直接彼を主役にした本では、私は「歳月」しか持っていない。
あとは西郷や大久保本、あるいは維新通史もので十分カバーできている。
それでも江藤専門で知的好奇心を満たしたいなら、
毛利敏彦氏の著作(中公新書の「江藤新平」や「明治六年の政変」)か、
あるいは、佐賀城本丸歴史館刊行の「佐賀偉人伝」の「江藤新平」(他に大隈や大木の伝記もあるシリーズもの)ですかな。 >>47
ありがとうございます!今度買って読んでみます。失礼しました 天皇家とユダヤ 失われた古代史とアルマゲドン
飛鳥昭雄 「花子とアン」で福岡の炭坑王が人気とか。
書店でも、その人や蓮子の評伝が歴史書コーナーに積んでありますね。 関ヶ原合戦検定なんてあるんですね。その対策本も出ています。 清文堂出版「中世の人物 京・鎌倉の時代編」(全三巻)
これ、いいですね。 「幕末維新の漢詩 志士たちの人生を読む」林田眞之介、筑摩書房
高杉、久坂、桂、藤田東湖、橋本佐内、梁川星厳… ロマンティックです。 >>42 ほとんど置いていないが、某書店でようやく見つけた。
中身を俯瞰しようと思ったが、ケースから本を取り出すことができず仕舞い(抜けない)orz 俯瞰
高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。「ビルの屋上から市内を―する」 吉川弘文館の歴史文化ライブラリー「豊臣秀頼」も読みたいなぁ。
でも、6月以来、父母の看病や介護でほとんど読書時間がなくなったorz
父の法要が終わって落ち着ければよいが、仕事&母の介護でちょっと展望が開けない。
「豊臣政権の正体」、それから秀吉の出自を探った本、頼朝文書研究、
さらにこの後続々出るであろう長州本、どれもこれも愛したいのに…>< マジで「源頼朝文書の研究 研究編」はケースから取り出せないなW
まさか鋏を持って行って取り出してしまうわけにはいかないから、
店員に「済みません、中を見たいのですが…」と言うしかない。
そら、高価な本だから、中を見ずに買うという訳にはいかないと、店員も理解してくれるじゃろ。 >>58
多少時間がかかってもいいなら公共図書館を利用すべし
元通りケースに戻せないようなことは書店に迷惑だろ。
近所の公共図書館で、国会図書館かどっかの蔵書の取り寄せ貸し出しでも受けて中身確認した方がいい
でもこの本って借りれるかなあ…… @関ヶ原合戦の真相(高志書院・谷口央)
A新解釈 関ヶ原合戦の真実 脚色された天下分け目の戦い(宮帯出版社・白峰旬)
大河ドラマの放映時期に合わせるようして出ています。読んだ方の評価はいかに?
@は地方大名家の内幕を描いたようですが、ちょっとマニアックか? 勝敗の帰趨に関わる情報ありますか?
Aは著者の前作(徳川史観の否定)とは趣が違い、治部少の評価UPというわけではないのでしょうかね? 「吉田松陰と高杉晋作の志」‐一坂太郎(ベストセラーズ、ベスト新書)
「逆境をプラスに変える吉田松陰の究極脳」‐篠浦伸禎(かさひの文庫)
「狂気のススメ 常識を打ち破る吉田松陰の教え」‐大杉学(総合法令出版)
「吉田松陰−『日本』を発見した思想家」‐桐原健真(筑摩書房、ちくま新書)
どれがお薦めですか?
特に、20歳代半ばの若手社員が、書評&いかに自分の糧になったかをプレゼンするのに最適な本はどれですか? 一昨日、はじめて「源頼朝文書の研究 研究編」の中身を取り出すことができました。
多くの客がチャレンジし、ケースが緩くなっていたのでしょうかねw
で、見たところ、頼朝政権論や彼の人物像に迫るというより、純粋に文書形式論のようなので、購読は見送りです。 現代思想 2015年2月増刊号
総特集*網野善彦 無縁・悪党・「日本」への問い
(2014年12月25日 発売予定)
網野善彦のコミュニズム / 柄谷行人
網野さんと一向一揆 / 山折哲雄
網野さんともっとアジアや宗教の話をしたかった / 五木寛之+中沢新一 >>61 そういう狙いなら、断然「逆境をプラスに変える吉田松陰の究極脳」だろう。
自分の脳の使い方のタイプを分析し、松陰と比較しつつ、
松陰が弟子たちに伝えた大和魂、日本精神といったものを発揮して、世の中で自分の役割を果たしていこう、
という決意を新たにすることができる。 昨年出た「頼朝の翹望」、今年出た「鎌倉の臍」はどうですか?
ほんのわずかチラ見しただけで、よく分かりませんが、
頼朝の国家(都市)構想をそれらしく論述している印象はあります。
ただ、文献の根拠は十分な著作ですか? イメージ・想像の部分が多いという難点があるなんてことはないですか?
良作なら読んでみたいです。 井沢元彦氏の「歴史を人生の武器にする」(悟空出版)
メルマガ記事を編集したもので、ライトな感じで気楽に読める良書ですよ。
言っていることは真っ当。 河出文庫の小説「久坂玄瑞の妻」(田郷虎雄氏著)
戦前の刊行本の復刻・文庫化でしょうかね。
でも、今読んでも十分いけるような印象がありますよ。 >>67
関せんせは、むしろト〜スレのほうが近い気が
小説はこのスレというか板の対象じゃないんだが
ストーリーの根幹に関わる要所では特に創作主体にせざるをえないしな
小説における時代考証は、あくまでも舞台装置、大道具小道具であるべきものだ。史実を描くために小説を書くのは本末転倒なんだよ、そんな手法ではろくな小説にならない >>66 日本における怨霊信仰や言霊というものへの意識、儒学(朱子学)の悪影響など、いろいろ考えさせられますね。
しかし、ここの書き込みも進まないし、大河ドラマを視聴率、アマゾンのカスタマーレビューも少ない。
全般的に歴史への関心が薄れているのだろうし、もう一面では、
日々の生活(仕事して食い繋ぐこと)に追われてゆとりがなくなっている気がする。
寂しいなぁ。 一坂太郎氏、ここぞとばかり出してきますね。
来週発売の、〚吉田松陰−久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」〛(朝日新書)は、サクッと読めそうで手頃だと思います。
この機会に久坂の知名度・人気が上がって欲しいですね。 山川出版社、福田豊彦・関幸彦両先生の<「鎌倉」の時代>、
どうなのですかね。
こんな大事な書籍の感想を誰も寄せないなんて、皆何して暮らしているんだ? 人が少なすぎて機能してないスレで無茶言うな
というか、お前さんがお薦めですって言って評価を挙げないと始まらんよ >>71 書店でチラ見したが、アカンわ。要は、松陰を持ち上げて利用していったことを非難しているのよ。
一坂氏は、すっかり変節して、反戦・左翼(共産か社民かは判らんが)に凝り固まってしまっている。
その思想で歴史を遡り、
長州の過激攘夷→薩長らの倒幕運動→維新政権→大日本帝国→現在に至る自民党中心の自由主義・保守主義
これらを敵視している。
それなら、山口県人であることを売りにて長州の志士たちの本を書く、そのライフスタイルを止めて欲しいな。 本当に人がいね〜んだな〜w
ほとんど場末の掲示板みたいなもんでいいとこ数人だろw
そりゃ多様な意見がでないはずだわ 一坂氏は、高杉、久坂それぞれの本格評伝を準備中なのかな。
久坂については止めるべきだな。
彼は一方、長州の運動に対し否定的である中で、高杉個人に対してはプラス感情かな。
高杉は、その本能・欲望や純粋な思いといものを詩作に吐き出し、実際の行動面ではリアリストだったから。
この点、司馬遼太郎氏が松陰に比較して高杉好きなのとも共通部分があるかも。 そっち方向への変節 小沢一郎みたいだな(彼の場合は、本音は分からないが)。 >>74
でも実際、松陰の思想そのものは二番煎じレベルだし、幕府の開国担当たちが調べきれなかったような重要な情報を知ってたわけでもないからなあ
長州藩が一時期朝敵認定されてたのは歴史的事実だし、それを取り消してもらいたくて直訴と言って皇居に軍事的に押し入ろうとして撃退された前科もある(この事件には松陰は関与してないけど) 下田密航にしても、老中暗殺計画(計画、という程実際的ではないが)、倒幕運動…
後からよく考えてみれば、物事の本質、先々を見据えて何を為すべきか、という観点で、
長州における松陰とその一党は、総体で言えば正しかったと思う。
「狂」にしても「猛」にしても、何事か為す、変革するには、必要不可欠だろうし。これは現代も同じ。
それを、テロリスト呼ばわりする、一坂ほかアンチは、やっぱり現・小沢一郎、大江健三郎、福島瑞穂系なんだよな。 長州や薩摩などいくつかの大名が、「人斬り」などと呼ばれるテロリストどもを支援した事実は消せません 今日、電車の中で、30〜40歳ちょっとか?と思えるレディが、山岡荘八歴史文庫(講談社)の「明治天皇」を読んでいました。
満員電車で、ブックカバーなしで、その熱中さがいいですね。
この作品、明治天皇の施政を描いたわけでなく、即位までの話で、むしろ主役は孝明天皇ですね。
山岡氏らしい、素朴・純真な平和主義視点で貫かれています。
そんな風に、素敵なレディと歴史談義したいものです。 一坂太郎の、「吉田松陰−久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」」、
原田伊織とやらの、「明治維新という過ち−日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」
やはりとんでもない反日左翼本のようですなw 地元民はそう思うんだろうな
そういや、安倍総理も、いちおう地元民か 「靖国誕生≪幕末動乱から生まれた招魂社≫」
堀雅昭氏、弦書房
やっぱり靖国神社というのは、日本を救い今日の安寧をもたらしてくれた崇高な血の、なんですよ。
こういう王道の書籍を読むなどして、この歴史的事実をしっかり掴まないといけませんね。
一坂氏もかつては新書「幕末・英傑たちのヒーロー」でこのあたりの話も描いていました。
その頃は、長州への愛があった筈ですけれどね。 歴史系の本に関しては、著者が畿内生まれ畿内育ちの本物の畿内人かどうかが重要だと思う
歴史小説系も基本はその基準 長州ものだったら、
池田諭「高杉晋作と久坂玄瑞」(大和書房)は如何かな。
1966年初版の復刻版だか色褪せないね。
藩割拠論の高杉と草莽屈起の久坂、その路線の違いをしっかり解説しているようだ。
それぞれ生来の、拠って立つところの違いな訳で、重要な話ですな。 「甲陽軍鑑」の史料論−武田信玄の国家構想
校倉書房、黒田日出夫氏著
是非購読しましょう。 吉川弘文館の人物叢書、ホント、発刊ぺースを上げて欲しいね。
この2・3月に、@宮本武蔵 A豊臣秀次 が出たが、
著者による「はしがき」の記述日は、@が昨年秋、Aに至っては昨年の3月w
作家から原稿は集まってきているのに編集に手間取る、何かそういう事情ですかね? 大半の日本の版元は自転車操業だよ
未だに戦時体制の岩波書店は別格だが 八幡和郎氏の「日本を超一流国にする長州変革のDNA」(双葉新書)はどうでしょうか。
西国最強の戦国大名・大内氏により花開いたネオ近世文化から始まり、
幕末維新変革の原動力、そして今日に至るまでこれだけ多くの宰相を生み出した長州。
山口県がいかに日本の中心であったかを綴っているようだが、
その論理展開はやや意外。伊藤や山県らを穏健・現実・融和路線の政治家として高く評価し、
安倍現首相に対しては、理念的として冷淡な評価。
著者は政治思想的に橋下氏あるいは江田氏、かつての渡辺喜氏に近い部分もあるかな? そういう視点での独特な論説かも知れない。
自分の頭で論評を加えつつ、今の時期に読み通してしまいたい一冊なのだろう。 >>84
「幕末・英傑たちの〜」の中身を改めて覗いてみると、当時から、批判的な視点で描かれているよ。
今ほど極端かつ全面に押し出してはいなかったが。
そら、長州人でもいわゆる「俗論派」があるわけで。一坂氏は、その系譜に連なる人なのだろう。 基本的に、交じりの無い純粋畿内人の歴史研究者の本しか信用できない
東京や関東の歴史研究者は信用できん >>92 ◎な研究者、×な研究者、それぞれどんな人々ですか? 足利義澄・義晴・義輝頃の足利将軍家の所蔵物を知りたいのですが、そういったことを調べるのに適した本はないでしょうか?
義澄が近江国に逃れた際どういった物を持って逃げたのかを特に知りたのですが、
どんな資料をあたればいいか検討がつかないので、助言頂けると嬉しいです。 >>92
学会で、疑義の出てない研究者、資料で書かれたものなら無難かと。 >>94 それら足利将軍の話を描いたものとしては、
吉川弘文館の歴史文化ライブラリー「戦国時代の足利将軍」(山田康弘氏著)がある。
ただ、お望みの事項まで書かれているかどうか… >>97
後期の足利将軍家自体にも興味があったので、もし所蔵物関連が載っていなくても十分ありがたいです。
早速取り寄せてみます、ありがとうございました。 その本、読んだけど、所蔵物の話が書いてあったような記憶がない
記憶に残らなかっただけの可能性もあるが…… >>90
著者の言う「長州的リアリズム」…
松陰(その愛弟子・久坂も)のイメージで見ると、その言葉自体に違和感があるだろうが、
高杉、伊藤、山県はリアリストだよ。後の2人は、ほとんど村塾の人ではないし。
松陰の影響を大きく受けながらも、やや系譜の異なる革命家になった高杉の天才性も、そのこと自体に現れているね。 みんな歴史の本読まなさ過ぎorz
だから無教養なんだよ。
3日前の夜、TVでやっていた、学力王(クイズ)決定戦。
壮絶バトルをやくみつるが制したわけだが、
ラストの方の問題で、岩倉使節団の5人の写真が出て、「名前を全部答えろ」という問題があった。 早押しで答えるのだが、やくみつるほか各界のインテリ著名人がボタンを押せないんだorz
一人、チャレンジして、一番難しい「山口尚芳」を「大隈重信」としてしまったのだが、
これは一般人レベルなら許容できる。
ただ、この日本人の歴史への疎さが、中韓に言論で敗れる原因なんだよなorz >>90
その人は自著の内容を信じた人をバカにして喜ぶタイプだからやめたほうがいい
時間の無駄 >>103 どういうことですか? 実例あったら教えてください。 龍馬史
磯田 道史
幕末慶応期の政局と龍馬暗殺
川島 修 >>105 後者は最新刊なのですね。
龍馬暗殺事件の実行犯&黒幕論議、止むことがないですね。
この本ではどういう立場ですか?
ただ、日本史において、この議論を続けることはどの程度まで意味があるかな? >>106
暗殺犯新選組説がその後の文化にどんな影響を与えたか知れば、洗いなおしの重要さが分かります。 土佐藩の人々が新選組説に騙されなかったとしても、近藤勇の処刑は変わらなかったのではないですかね。 憎しみの象徴として必要でした。
その後、旧幕府の情報組織が根こそぎ弾圧されたことからも、誰かが殺されなくてはならなかったのです。
あたしは趣味で尺八やってますが、虚無僧は幕府の諜報網に組み込まれていました。
弾圧されましたが。 先週、朝の通勤電車(満員)の中で、30歳くらいの男性が「雪国」を読んでいた。
今どき珍しい文学青年か? あるいは、仕事で何か課題が出ているとか? でも、どう結びつくのだろう。 中公新書の原田多加司著「屋根の日本史」ってのが面白かった
屋根がキーワードなんだけど、壮大な大河ドラマを俯瞰的に見る感じ
著者は職人らしいけど、こんな人もいるんだってちょっと驚いた
ちくま新書の「職人暮らし」も同じ人が書いているけど、
昔、大工に憧れていたから、実態がわかってよかったよ >>90 誤字が多過ぎて萎えた。
「敵」を「適」、「雄」を「裕」、「久光」を「斉彬」w、文久2年「(1862年)」を「(1861年)」など。
それと、最も多いのが、御丁寧にすべての人物名の後(初出時)に(1830〜1859年)などと生没年を書いているのだが、
その年が間違っているんだorz
著者&編集者に大喝! ↑ああ、あれはひどいですねw
八幡和郎と双葉新書と聞いただけで、おおよその想像はつきましたけど・・・
ところで、八幡氏は今何をしているでしょうか?
それなら、>>112さんの推薦書『屋根の日本史』のほうが、よほど面白かったです。
これは単なる誤植というより、著者のやっつけ仕事ぶりばかりが目につきます。
中公新書と双葉新書じゃ、東大と4流大学くらいの違いがあることがよくわかりました。 「幕末慶応期の政局と龍馬暗殺」では、穏当に手代木指示⇒京都見廻組としているようですね。
龍馬暗殺犯の推理本として楽しみたいという人には不向きだろう。
幕末の複雑な政局を復習するには良書と思います。
他に優先させたい本がいくつかありますが、あと何か月か経って、枠があったら購読するかも知れません。 遅ればせながら「豊臣秀吉の系図学 近江、鉄、渡来人をめぐって」を読んでいます。
・母方−刀鍛冶
・父方−近江の浅井氏系
という見方が成り立つのですね(父方のその説について、著者は否定的ですが)。
とすると、
木下藤吉郎時代における、特に美濃攻略戦までの職能集団を使っての活躍、
市や茶々への異常な程の執着、そういうものが分かってきますね。
ロマン溢れます。歴史研究はだから面白い!
(それなのに、何で、皆、本を読まないのかなぁ。) 今、(再放送だよね?)NHKの昭和天皇関係番組を視聴中。
いろいろ書籍も出ている。没後四半世紀を過ぎ、情報発信には丁度いい頃合いになったということ。
日本最後の英雄・帝王、昭和天皇について、調べ、考え、「この国のかたち」に思いを巡らせたいね。 昭和・平成の尊攘思想家−北影雄幸氏の一連の著作
@幕末十冊の名著(勉誠出版)
A幕末の名著 檄文総解説(自由国民社)
B吉田松陰の主著を読む(勉誠出版)
保守系・自民党系、尊攘・倒幕派の人なら共感し、心奮い立てることができそう。
最新刊はB。 新「ブラタモリ」でタモリの相棒を務める桑子アナ、
・ペリー艦隊が来航したのは長崎と思っていた。
・加賀藩がどこの大名家か知らない。
こんなもんなのかね。こうも本を読まないと、日本人、みんなこうなっちゃうよorz 古代史ブームが来ているのでしょう。
洋泉社から「古代史研究の最前線」シリーズで、邪馬台国、古事記をそれぞれ扱った新刊が出ていますね。
これまでの常識を再検証、みたいな論調でしょうか。
それから小学館の新書系もシリーズもありますね。こちらは蘇我氏・物部氏や聖徳太子等もテーマに含んで順次刊行されています。 【 吉田茂=マッカーサー往復書簡集〔1945-1951〕講談社学術文庫/袖井林次郎 編訳 】
(私はこれら朝鮮人がすべて、彼らの生国の半島に送り返されることを欲するものです)
〔日付なし・一九四九年8月末から9月初旬と推定される〕
(総理府用箋)
〔右上に「シーボルトへ−−−君はどう思うかね?一五九〇マック〔数字の意味不明〕と自筆で書き込んである〕
連合国最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥閣下
親愛なる閣下
日本の戦後の諸問題のうち朝鮮人と台湾人に関するものがありますが、
彼らはかつて日本国民であり、現在もこの国に依然として滞在しているものです。
ここでは台湾人については、彼らが比較的少数であり、
それほど問題を起こしておりませんので、しばし触れないことに致します。
しかし、総数約一〇〇万人、
そのほぼ半数は不法入国者であるところの在日朝鮮人の問題について、
われわれはいま早期の解決を迫られております。
私はこれら朝鮮人がすべて、彼らの生国の半島に送り返されることを欲するものです。
その理由は以下のとおりです 【 吉田茂=マッカーサー往復書簡集〔1945-1951〕講談社学術文庫/袖井林次郎 編訳 】
(私はこれら朝鮮人がすべて、彼らの生国の半島に送り返されることを欲するものです)
(つづき)
1.日本の食糧事情は、現在もまた将来においても、余分な人々を維持することを許しません。
アメリカの厚意によって、われわれは大量の食料を輸入していますが、
その一部は在日朝鮮人を食べさせるために用いられています。
これらの輸入は、将来何世代にもわたって我が民族の負債となることでありましょう。
もちろん、われわれはそのすべてを返済する覚悟を固めておりますが、
この対米負債のうち朝鮮人のために生じた分まで、将来の世代に負わしむるのは、
公正なこととは思えません。
2.これら朝鮮人の大多数は、日本の経済の債権に貢献しておりません。
3.もっと悪いことには、これら朝鮮人は犯罪を犯す割合がかなり高いのです。
彼らは我が国の経済法規を破る常習犯です。
かなりの数が共産主義者かその同調者であり、最も悪質な政治的犯罪を犯しがちなのです。
投獄されているものは、既に七〇〇〇人を超えています。 【 吉田茂=マッカーサー往復書簡集〔1945-1951〕講談社学術文庫/袖井林次郎 編訳 】
(私はこれら朝鮮人がすべて、彼らの生国の半島に送り返されることを欲するものです)
(つづき)
戦後今日まで裁判に付せられた、朝鮮人による刑事事件は以下のとおりです。
年次 事件数 朝鮮人関係者数
1945(8月15以降) 5334件 8355人
1946 15579件 22969人
1947 32178件 37778人
1948(5月末現在) 17968件 22133人
合計 71059件 91235人
さて朝鮮人の送還計画としてわたしが考えるのは次のようなものです。
1.原則として、朝鮮人は全て送還され、その費用は日本国政府の負担とする。
2.日本に在住を希望するものは、日本政府に許可を申請すべきものとする。
在住許可は、日本経済の再建に貢献しうると見なされたものに与えられる。
以上述べました私の考えが、期間によって原則的に承認を得られた場合は、
送還に伴う予算その他の具体的措置について、改めて案を提出いたします。
敬具 吉田茂 で、今、この名宰相の遺志を継ぐにはどうしたらよい?
全くと言っていい程、人文・社会学系の書籍を読まなくなった大衆国民には無理かorz まーだ6000年前の日本で小麦作をしていた事も知らない馬鹿がいるの?
6000年前に日本はもう小麦作をしていたんですよ。中国よりも先になwwww
縄文時代前期とされる岡山県灘崎町、彦崎貝塚の約6000年前の地層から、
稲の細胞化石「プラント・オパール」=写真=が出土したと、同町教委が18日、発表した。
同時期としては朝寝鼻貝塚(岡山市)に次いで2例目だが、今回は化石が大量で、
小麦などのプラント・オパールも見つかり、町教委は「縄文前期の本格的農耕生活が
初めて裏付けられる資料」としている。
http://inoues.net/science/wan.html
今回は化石が大量で、 小麦 などのプラント・オパールも見つかり
今回は化石が大量で、 小麦 などのプラント・オパールも見つかり
今回は化石が大量で、 小麦 などのプラント・オパールも見つかり
今回は化石が大量で、 小麦 などのプラント・オパールも見つかり まーだ6000年前の日本で小麦作をしていた事も知らない馬鹿がいるの?
6000年前に日本はもう小麦作をしていたんですよ。中国よりも先になwwww
岡山市の縄文時代の貝塚「朝寝鼻(あさねばな)」を調査している岡山理科大の
考古学チームが1999年4月21日、「縄文前期の土壌から稲の細胞に含まれる
プラントオパールが見つかった」と、発表。約6000年前に「米作り」が
行なわれていたとする発見で、稲作の歴史が縄文前期にまでさかのぼることになった。
このプラントオパールはイネ科の葉の細胞内に含まれるケイ酸体の粒子で、同貝塚の
下層(深さ2メートルの土壌)からのサンプルを採り調査したところ、356点の
サンプルから10点、形状からジャポニカ(短粒種)とみられる稲のプラントオパール
が検出された。また、稲のほか小麦とハトムギのプラントオパールも見つかった。
http://www.local.co.jp/news-drift/agri-99kome.html
稲のほか 小麦 とハトムギのプラントオパールも見つかった
稲のほか 小麦 とハトムギのプラントオパールも見つかった
稲のほか 小麦 とハトムギのプラントオパールも見つかった 「西郷隆盛と幕末維新の政局: 体調不良を視野に入れて」
「水戸学と明治維新」
「攘夷の日本史」
「戊辰雪冤」 石谷家文書〜とか、本能寺の変431年目の〜とか話題だが、
一押しは、再来週刊行予定の「高師直 室町新秩序の創始者」だ。
(吉川弘文館・歴史文化ライブラリー、亀田俊和氏)
かつて長らく足利尊氏像とされていた、あの騎馬武者(落武者)像を表紙の画に用いているのがいいね。 作品社から刊行されている
『男色の日本史』を
先ずは読むことだ。
よいな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています