その「* 現在の「諸民族が残した・・・(以下省略)」をやっているのが
その失われたアイルランド語やらウェールズ語やらの復興運動をやっている世界中の先住民族で、
まぁ、これが良いか悪いかはべつにして、まず、先住民を近代的な征服者の社会に同化し、
言語を奪い、姿かたちをどんどんマジョリティー化させ、民族の精神性を失わせ、
再現コスプレに陥れさせてしまっていることへの罪悪感、民族を滅ぼしつつあることへの罪悪感はもつべきだろう
ヨーロッパ系の国々やロシアでは、これにキリスト教化という宗教の深刻な問題も加わるが、
見ていてとにかく残念なのは、先住民族がマジョリティーと混血し、姿かたちを変えてしまって、
都市生活やマジョリティー社会での生活によって民族性を失い、ヨーロッパ系の国々でもロシアでも中国でも
再現コスプレに陥ってしまっている、そこらへんの人間が踊りや歌を練習して、
それを披露する程度の民族になってしまって、また、それが適当なんで、特に中国やロシアでは
少数民族のナショナリズムの高揚を恐れてか、民族衣装もなんだかショボく作られているような感じがして、
少数民族が全然イキイキしてない
まぁ、この考えも見世物にみたいな思われるかもしれないが、少数民族は人類学的に大変貴重なんで
特に東北アジアには形質人類学的に大変貴重な人たちがいるんで、マジョリティーは隔離生活に近いかたちで
少数民族を保護し保存すべきだろう
日本にもかつてアイヌという東北アジアどころかモンゴロイドのなかでも大陸でも珍しい
大変に特殊な人たちがいたわけで、それを滅びしてしまったことがどれだけ罪深いか
もはや天然記念物よりも数が少なく、日本の絶滅危惧種のなかで最も絶滅の危機に陥っているアイヌを
どれだけ増やせるか、今生き残ってるアイヌの人たちもそこんとこちょっと考えてほしいね