>>始度一海千餘里至對海國
> 始めて一つ海を度ること千餘里にして對海國に至る。
>>始度一海至對海國千餘里
> 始めて一つ海を度りて對海國に至ること千餘里なり。
> 意味は変わらない。

誤訳された日本語で考えたらだめよ。

>航路の起終点というだけで中心地なら、倭地の中心は末盧國かね。
「到末盧國」なら倭地のひとつの中心地と言えるが、
「至末盧國」では倭地のひとつの経由地に過ぎない。

>玉門関から西方へ延びる三つの道について、それぞれの経由地やら終点やらを述べている。
>各文末に終点と道路名称を記しているのだから、156の主張が正しいなら「從玉門關西出」の三出はあまりにも冗長であろう。

玉門が終点が異なる3方面に分かれる分岐点だから、
方面別に「從」が必要。各「從」がなければ「玉門」から「龜茲」までの行ったり来たりの一本道になる。