>>884
文禄の役の碧蹄館の戦いで、遼東軍を正面ガチンコで食い止めたんは、広島県芸備
国人衆主体の小早川隆景勢で。
兵站補給は朝鮮の海路、南から西の黄海側まで取れにゃあ無理じゃし、陸路は嶺で
寸断されるけぇ、一旦和睦の慶長の役の頃は半島南部限定で侵攻出来んし装備優位な
日本軍も撤退は時間の問題よ。
その慶長の役でも、吉川広家勢の蔚山の独断奇襲を戦さ知らずの石田三成は、
軍令違反として秀吉へチンコロ密告しよんじゃけぇ。ほいで家康が広家さんを
弁護したんじゃが、石田三成は、戦況は刻々と変る時の好機を逃さん発想は無うて、
官僚的軍隊組織管理で作戦通り動いて、組織管理者である石田三成の軍隊秩序組織
管理システムを乱す独断戦闘は処罰する云う阿呆小役人で戦前、戦時中の無能な日本の
高級将校や作戦参謀殿らと大して変わらん無能ぶりじゃけぇのう。
戦さで好機を逃したら二度と舞台は回ってこんので。>>584-586のようにのう。
>「大戦果には必ず、こういう常識はずれの行動が付随していることが多い。」わけ
じゃし、エリート役人の秀才気質の石田三成に「荒仕事」たる戦さじゃの判っと
らんし出来んよ。吉川勢の次に突進したんが播磨出身の多い黒田勢で、中国山陽道筋の
人間は戦さ上手で「荒仕事」を判っとるけぇのう。蔚山奇襲の中国、山陽勢の
功績盗人したんが九州立花虚言癖のこたぁ他スレでも何回も指摘しとるが、
文禄の碧蹄館の戦いでも、小早川隆景さんは、九州立花勢らをお客さん預かりとして、
側面に回して犠牲の少ない処へ配置してやったんじゃが、まあ九州勢は戦さに弱い
けぇ駄目じゃのう。