おそらく弥生時代のクニにおいて、男王と女王の役割は異なっていた筈だ

すなわち
男王は国内の治安を守り、軍勢を率いて外征を行う
女王は生産物の徴収と再分配を司る

男系継承と女系継承の権力がかつては日本列島中にあった筈だろう
それらは空白の4世紀の間、政略結婚による統合が繰り返された
だからこそ、各地に言い伝えられる妻争いの伝説は熾烈を極めたのだ

その最たるものが畿内の邪馬台国の女王権と日向の不呼国の男王権の合体だ

http://yamado.up.n.seesaa.net/yamado/image/kuni.jpg?d=a1
不呼国はヒコ(彦)国=神武天皇ら天孫族の国、不弥国はヒメ(姫)国=神功皇后こと卑弥呼の国
この比定は偶然の一致ではないぞ