日本書紀が万世一系を主張するものだという価値観そのものが昭和の遺物だ。
記紀をよめば、筑紫倭国の王統を継ぐことが正統性の証だった。
畿内大和が正式に倭国の筑紫倭国の権威を継承するためには、史書で筑紫倭国との関係を示す必要があった。