耳アカには、粉状の耳アカ、アメ状の耳アカと、耳アカひとつとっても民族によって違いがある。
ちなみに欧米の白人や黒人の耳アカにはアメ状のものが圧倒的に多いのに、日本人の場合は粉状の
耳アカが八割を占めるということがわかった。さらに詳しく調べてみると、日本の中央部には粉状
の耳アカが出る人が多く、沖縄と北海道のアイヌの人は反対にアメ状の耳アカが出る人が大多数を
占めていた。
 このうちアメ状の湿った耳アカをもつ民族には腋臭症、つまりワキガ体質の人が多いという。
耳アカとワキの下、一見なんの関係もないように思えるものの、じつはおおありで、耳から出る
粘液は何を隠そう汗の一種なのだ。つまり、汗をかきやすい人は耳に汗をかいて耳アカが湿り、
ワキの下にも汗をかいてワキガになるというわけだ。
 日本人はどうも体臭が強いことを嫌う傾向にあって、とくに年頃の女性は自分がワキガであ
る場合はひどく悩む。それはアメ状の耳アカの人=ワキガ体質の人が、人口のたった二割しかい
ない少数派だからであって、大多数がワキガであるとされる欧米の人々には、そんなことに悩む
人などほとんどいない。その代わりに、当たり前のエチケットとして香水が発達したのだ。ちな
みにドイツでは、じつに九割がワキガ体質であるといわれる。
 さて、耳アカを湿らせ、ワキガを生じさせる汗は、暑いときにダラダラ流れ出る汗とはちょっ
と違っている。汗を出す汗腺には二種類あって、ふつうの汗を出す汗腺をエクリン腺、耳アカや
ワキガの汗を出す汗腺をアポクリン腺という。
http://kk-toshin.jp/hidori/ase.html

アイヌは臭い、部落民は臭いと言うだろ。
これが原因。