記紀の編纂時は中国はもう敵国になっていて、白村江で中国に敗戦した直後だから、
国内に反中国的な世論と政治思想が蔓延していて、中国が上になるようなものは
一切ご法度だったに違いない。

そんな敵国中国の古書に出てくる一番有名な日本の恥さらし売国奴天皇のエピソードなど
記紀に載せられるはずがない。

中国への朝貢、中国の権威を借りて国を治めていた事実。

しかも、卑しいとネーミングされている天皇など真っ先に削除されて当然なのである。

しかし完全に削除してしまう訳にもいかず、中国の古書に出てくる二人の女性天皇は
時代背景の近い崇神天皇のエピソードに織り込む事で隠したのである。

記紀の崇神天皇のエピソードの大部分は、実は二人の女性天皇のエピソードなのである。

だから、崇神天皇は百歳を軽く超えてしまうのである。

ここさえ分かれば、崇神天皇のエピソードを読む中で、誰が卑弥呼で誰が台与なのか
簡単に見えてくるはずです。