>>36
「○守」には、燈台守といった近代語だけでなく下示の如く
古語にも多数見られる。
これらに一貫する意味は、○を守る人・組織である。とすれば
万葉仮名「比奈毛里」は、表意文字では「鄙守」と置換されるべきなのだが。
奈良・平安朝廷が東夷等四夷を守る「夷守」とした理由は何だったのか?
    野守(ヌモリ)・山守(ヤマモリ)・津守(ツモリ)・海守(ウモリ)・道守(ミチモリ)・
    関守(セキモリ)・渡守(ワタシモリ)・田守(タモリ)・県守(アガタモリ)・高守(タカモリ)・
    埼守(サキモリ)・島守(シマモリ)・時守(トキモリ)・棚守(タナモリ)・橋守(ハシモリ)・
    殿守(トノモリ)・市守(イチモリ)・年守(トシモリ)・国守(クニモリ)・川守(カ モリ)・
    神守(カモリ・カウモリ)・加守(カモリ)・掃守(カニモリ・カモリ)・「蟹守」(カニモリ)・・・・  
なお「蟹守」は豊玉姫の鵜草葺不合尊出産時に掃守連祖の天忍人命が胎便(カニババ)を扱った伝承に由来。