渡辺昇子爵は、兎に角、品川弥二郎の命令で「あいつを斬って来い」と言われて盛んに斬ったそうで、
その中で、某とかいう者の、いい心地で睡っているのを斬ったのが後々迄も夢となって苦しめるので、
書生を側に置いて、身体を盛んにもませなければ寝られなかったと聞いています。
 私への話でも、手向かって来たものを斬ったのや、戦って斬ったのは何とも思わないが、
無心に居る者を斬ったのは何としても忘れられず、どうも心地が悪いと語っていた。
(『高野佐三郎剣道遺稿集』)

マジかよ、テロリスト長州弥二郎最低やな。