同和地区(1987年3月31日現在)
▽1地区あたりの平均世帯数
関東37.1 中部47.2 近畿178.8 中国39.8 四国58.9 九州60.7
▽世帯数
関東23,344 中部26,034 近畿143,364 中国42,325 四国40,021 九州53,221
出典:部落問題 資料と解説(解放出版社)

部落民の分布は、穢多の水上(えたのみなかみ)と称せられる近畿地方を中心として最も多い。
関西地方は部落数が多いだけでなく、また一部落の人口が大で、職業も部落の事業をそのまま踏襲している。
大阪西浜(旧渡辺村)は、全国の中心をなすほどの大部落である。
『被差別部落一千年史』(岩波文庫/高橋貞樹著/大分県出身)