源平合戦以前からの旧家瀬島家
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小矢部には源平合戦以前からの旧家が現存し、鷲ケ島の瀬島家もその一つである。伝承では庄川堤に二軒あった家の一つだという。
熱心な浄土真宗本願寺派の門徒で龍太郎(明治二〜昭和二十二年)は明治二十二年第三師団歩兵第七連隊に一兵卒で入隊し、
日露戦争では乃木第三軍第七師団兵站監部副官・少尉にまで昇進する。
帰郷後は西砺波郡書記、若林村助役、松沢村村長(大正十四年〜昭和九年)を歴任する。
長男松男は市議会議員、三男龍三は陸軍中佐で関東軍参謀、シベリア抑留から帰国後は伊藤忠商事取締役等を歴任する。
その岳父は二二六事件で岡田啓介首相の身代わりになった松尾傳蔵大佐である。(『瀬島龍三回想録〜幾山河』平成七年、扶桑社等を参照)

鷲尾神社
http://www.himekuri.net/d71/kitokito/200910/15.html

山崎豊子原作、『不毛地帯』がTV放送されている。主人公のモデルは「瀬島龍三」だ。
瀬島の故郷は小矢部市の「クロスランドタワー」近くの鷲島と言うところだ。
その生家の近くに「鷲尾神社」と言うのがあった。
ちょうど祭りだった。よく見ると「五穀豊穣」の旗に、「瀬島龍三」の名が読みとれる。
間違いなく瀬島は、この神社から出て行ったのだった。