日本のこころ代表中野氏、自民復帰へ「政権内側から支える」
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 日本のこころ代表の中野正志参院議員(70)が、自民党に復帰する方向で調整を進めていることが24日、分かった。
7月下旬まで延長された通常国会の閉会後、自民党本部と正式な協議に入る見通し。

 参院で統一会派を組む自民との合流の形を模索するとみられる。
中野氏は河北新報社の取材に「今は準与党の立場だが、これからは安倍政権を内側から支えていく」と述べた。
こころの国会議員は中野氏1人。昨年の衆院選で政党要件を失った。

 来年夏に改選期を迎える中野氏は参院選への対応について「立候補の意欲はある。
比例の事情や若い世代のことなどを踏まえて考える」と話し、今年中をめどに判断する考えを示した。

 中野氏は塩釜市出身。宮城県議3期を経て1996年衆院選宮城2区に自民から立候補し初当選、通算3期務めた。
2009年衆院選で落選し、12年に自民を離党。13年参院選で日本維新の会(当時)から比例で当選して国政復帰。
14年に次世代の党(現こころ)に入った。

 参院選宮城選挙区(改選数1)は、自民が現職愛知治郎氏(49)を擁立する方針。
改選数1減に伴い、もう1人の自民現職の和田政宗氏(43)は比例に回る見通し。
共産党は新人の元仙台市議舩山由美氏(50)を立てる。

中野正志氏
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