【国際】兵馬俑はなぜ一重まぶた? 顔料の色落ち説、職人の手抜き説、一重まぶたが漢民族のシンボル説
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1530956122/

一重まぶたが漢民族のシンボル説

 ある専門家は、兵馬俑は芸術品であり、人を模してありのままの姿で製造されたと考えている。
そのため、兵士が一重まぶたであった原因は、当時のモデルとなった人間が一重まぶただったことに由来している。

 2200年前、秦を統治していたのは、西北地域に住んでいた人々で、
モンゴル人や東アジアにルーツがある人種で、相対的に単一民族だ。
この民族の身体的特徴の一つが一重まぶたであり、蒙古ひだ(目頭を覆う部分にある皮膚のひだ)があることだ。

 医学用語では、「内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)」と呼ばれ、東アジアや東南アジアの民族に多くみられる。

 晋の時代、漢民族は各地の民族と同化し、秦や漢時代のように単一民族ではなくなった。
特に、魏晋南北朝時代には、北方の遊牧民族が南下して来た影響で、漢民族は南方の土着民族と同化した。
そのため、唐時代の壁画や彫刻には、鼻が高く目が大きい胡人の姿が見られる。

 一重まぶたとつり目は、漢民族の変わらぬ美意識の主流だ。
唐時代の美人画では、細い目のつり目か一重まぶたが多く描かれている。

兵馬俑(2016年5月6日撮影、資料写真)
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/-/img_cc07335919ae658d6cb7114a9e091f39104372.jpg