十郎(お兄ちゃん)が源氏代々の友切の刀で祐経の
肩を斬り下げる。抵抗する祐経に、五郎(弟)が
飛び掛かり、腰を一気に切る。五郎は少年ながらも
幼き頃より仇討ちのために体を鍛えていたので、怪力であった。五郎の腕力に、さしものの祐経も
堪えきれず、倒れる。最後は、お互いに祐経を心ゆくまで切りに切って、五郎が箱王だったころに祐経
からもらった短刀で祐経にとどめを刺す。

幼かった男の子が大きくなって親の仇を討つのって
感動するよな