>>840
>>試料や方法によって年代のバラつきがありすぎる<

>その通りなんだけれど、木を焚いた煤なんかだと、木の中心部は切り倒されて時点で
大きな木だと200年位前に固定されたCO2だったりするのに対して、一年草や
その年に固定された光合成産物であることが確認できる試料だと、相対的に
信頼度の高い測定結果とみなしうる
一年草の場合は、植物体が柔らかいから残りにくいし、柔らかいから周囲の炭素の
混入も想定しなければならない
その点、桃の核のような、その年に成長した組織であることが確実な部位で、
しかも硬くて周囲の炭素のコンタミを落としやすい(極端な場合には周りを
削り落として芯だけで測定すればいい)材料は、相対的にというフレーズは
つくが、ある程度信頼性の高い結果が期待できる
今回の測定結果は、複数の測定機関で西暦135年から230年の間という、
誤差込みで100年幅というばらつきを認めたものだが、
それでも遺跡の建物3世紀前半には存在していた、というのを認めるくらいの精度はあるだろう<

AMS法でプラズマ化をしてしまっていてはダメだ、と言ってんだよ。
先に、同一資料で、一般ベータ線法での計測とAMS法での計測でのデータを比較して、
どれ位の差異が発生しているのか?を確認して、
それから桃の種のAMS法での計測値の補正をやらないと、
ダメだ、と言ってんだよ。