>>372 以下の分参考にして


医療保護入院とは、精神障害の人を対象とした入院の形態の一つです。
これは、入院の必要性が明白であると医師が判断したにも関わらず
本人から何らかの理由で同意が得られない場合に、
保護者などから入院の同意を得て行うものです。

医療保護入院の対象、条件、手続き、入院から退院後までの流れ、
費用や受けられる助成金などについてご紹介します。

■本人に自傷他害のおそれがない
医療保護入院は、本人に自傷他害の可能性がないときに限ってとられる入院形態です。
本人が周りの人や自分を物理的に傷つける可能性のある場合には、
当人と周囲の人を保護するために措置入院という方法がとられます。

■精神障害があり、入院に同意できる状態でない
つまり医療保護入院の対象者は、精神障害のある人です。
精神障害がある場合には、入院や治療の必要があっても、
病状によっては本人が入院の必要性について
理解・同意をできないことがあるかもしれません。

このように本人に入院の必要性が明白であるのに、
本人が入院することに同意できない場合に、
本人の同意を得ずに入院対応を行う形を医療保護入院といいます。