天孫族などという概念は、7世紀に出来た。
分かりやすく言うと、蘇我が倒れなければその意味が180度変わっていたはず。

蘇我は葛城の出自。
ソツヒコ等と同じく高天原(御所市高天)の神々の末裔だ。
大国主、大物主など、本来は出雲系が天孫であったはず。

ところが蘇我が乙巳の変(いっしのへん)で倒れて以降、
物部の祖ホアカリが天孫とされるようになった。
そして出雲系は国津神とされた。

そういうわけで高天原が九州にあるわけがない。
カッペは口を慎め。