最新の見解で、孝明天皇は単なる外国嫌いから開国を許さなかったわけではない

ことがあきらかになってきたという。

「最初に結ばれた日米和親条約は、アメリカ船に食料や水、石炭を供給するという内容であり、孝明天皇はこれは人道的な

措置であり、『神国日本を汚すことにはならない』と考えられていた。

しかし、『通商条約は表面上は友好をうたっているが、じつは我が国を侵略しようとするものなので、誰がなんと言おうと許しがたい』

と書簡に書かれている」