>>333
鼻骨のことじゃろうけど、鼻骨は残りにくいけぇ復元出来んのよ。縄文人の鼻の幅が
広かったことまでは解るけど、高さは不明じゃし、同じ縄文系でも、地域集団に
よっても差があったかも知れん。まあ、アイヌ民族は、縦に隆起した鼻が多いいが、
幅は広鼻で、やや獅子っ鼻の方が多いい。それ故にベルツはアイヌ民族を
ヨーロッパのアルプス型、中欧の形質に近いとされる。
一方ベルツは、「満洲・朝鮮系(長州タイプ)」のユダヤ鼻傾向は、トルコ民族を介し、
アラブ人も含むセム的要素の影響とされとるのう。まあ、何でもコーカソイドに
結び付けるんはベルツ氏の飛躍し過ぎなんじゃが。
まあ、縄文度の強い沖縄はアイヌ的な縦に隆起した鼻と広鼻が目立つタイプ、
中国南部的な小鼻が胡座かいたタイプの古モンゴロイドの多様性よのう。
日本本土の縄文残存タイプは低広鼻と関東地方に多い中国南部的な小鼻が胡座かいた
タイプが多いかろう。