尊氏が離反したとき、多くの武士が尊氏に従ったのは、潜在的に多くの武士が
鎌倉幕府への忠誠・親近感を失っていたことを示している。尊氏の離反は
きっかけに過ぎない。
北条氏の覇権は盤石に見えて、いつでも短期に瓦解する下地はすでにあった
のではないだろうか?