引き続き

四つ目の東田大塚古墳は、東西線から南側に少し離れて造られている。
この東田大塚古墳の後円部を通るのは、中心点からみて東西線に対して南へ25度の角度の軸線である。
25度の角度は、二十四節気の小寒点と重なる。
東田大塚古墳は、二十四節気の小寒点に向けて造られているいると想定することが可能である。
これらの四つの古墳の後円部が、大型建物群の中心点からみて、いずれも二十四節気の春分点、穀雨点、小寒点の角度と重なる軸線上に乗っていることが分かる。
偶然とは考えにくい、と言える。
以上の古墳群を第一墓群と仮称することにする。

次は、箸墓古墳とホケノ山古墳をみてみることにする。