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ここからが、神社と3年目の二十四節気の各節気が重なる範囲となる。

20 春日大明神(0度より南へ245度=この240度の角度は暦上の冬至点と重なっており、対極にある7番目の正八幡宮の角度が東西線から北へ29度となっていて、
実際の太陽の夏至の日没角度に重なっているのとは異なっているのが注目される)) 冬至
21 不詳神社(0度より南へ245度) 小寒
22 天満宮(0度より南へ255度) 立春
23 天満宮(0度より南へ260度) 雨水
24 老松宮(0度より南へ265度) 啓蟄
25 老松宮(0度より南へ280度) 穀雨
26 屋須田神社(0度より南へ295度) 芒種
27 森山宮(0度より西へ305度) 小暑
28 阿蘇神社(0度より西へ320度) 暑処
29 天満社(0度より西へ325度) 白露
30 天満神社(0度より西へ330度) 秋分
31 大江天満神社(0度より西へ350度) 小雪

以上で3年分の二十四節気が一巡する。
この二十四節気の各節気に重なる神社数は28社となる。
これに山岳3峰を加えると、総計31山社を数える。
一方、このぐるり一帯に建立されている神社総数は51社を数えるので、二十四節気の節気が重なる28社の割合は55%となり、
山門周辺の神社の2社に1社が吉井を中心点とする二十四節気の各節気と重なっていることになる。
これは驚くべき確率であり、統計的にほぼ間違いなく有意の配置と言える数値である。
つまり、偶然ではないことを示している。

                              続く