武士の開祖がコリアンヒーローだもんな

武士のはじまり 武装貴族の開祖 下野国の藤原秀郷
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平安時代では都より最遠であった「板東=関東」。まだ未開の地であった板東北部に赴任した貴族達は、開拓と戦いにて統治をすすめ、自らの命を守る為に武装し集団化されていきます。
中でも下野の「藤原秀郷」は、板東各地を侵攻し、朝廷への謀反とみなされた猛将「平将門」の討伐に成功します。その功績から地方豪族としては破格の従四位下を叙爵され、下野と武蔵の両国司、
その後は武門の最高名誉職とされる鎮守府将軍となり、軍事的支配権を確立した武士の始まりと言われています。
秀郷の後も子孫七人が鎮守府将軍となり、武芸に優れた秀郷流藤原家としての名声は更に確立されて行くのです。
また開祖である秀郷の英雄伝説はお伽噺となり、室町時代に都の入口近江瀬田の唐橋にて大百足を退治した「俵藤太物語」。
そして地元宇都宮でも塙田(百目鬼)付近で悪さをかさねていた百の目を持つ鬼を退治した民話が伝えられて来ましたが、
今ではその存在を伝える人も少なくなっています。栃木に生まれ、武士の始まりである「藤原秀郷」の魅力や、
その後の下野国を形成した藤姓足利氏、小山氏、佐野氏などの氏族を知ることで地元の歴史を学び、ひいてはシビックプライド醸成に繋がる事を目的とし、活動しています。