結局、近衛文麿が一番悪いんじゃね?
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日本が二次大戦で負けて占領されたのって、結局全部こいつのせいなんじゃね? 対米開戦が決まったとはいえ、寝耳に水の海軍による真珠湾奇襲を知り
愕然とした当時の近衛元首相。
(本当にうんざりしたというような言葉つきで)
「今日の宮中は真珠湾攻撃礼讃でもちきりだった。
岡田大将さえ杯を重ねて、たいへんな勢いだった。
やっぱり岡田も軍人ですね。
そして言うには
『山本はやっぱり偉いよ。末次でも真珠湾攻撃をやらせたら航空母艦は少しは残しておいたろうに。
山本は全部をこの作戦にぶちこんでしまった。
山本はポーカーの世界的名手じゃったが、奴はポーカーの手を真珠湾に使いおったのだ。』
と大変な御機嫌で、それを取り巻く老人達が何もわからずにお太鼓を叩いていた。
不愉快でしたね。低級ですね。この調子じゃ、最後まで行ってしまうかも知れませんよ。」
富田健治『敗戦日本の内側』
海軍は政府に極秘で独断でハワイを不法攻撃し、日本を大敗させる結果を招いた。
以下引用
何よりも重要なのは山本五十六連合艦隊司令長官の真珠湾奇襲攻撃が、
危険なまでにバラバラになっていた米国国民を一つにまとめあげ、
米国国民に、最後の勝利まで戦いぬこうという堅忍不抜の決意を
かためさせたことである。
つまり、真珠湾奇襲攻撃は、米国を弱体化させるどころか、
逆に、米国を強化させることになった。
この点から見れば、日本海軍軍令部の猛反対を押し切って、
真珠湾奇襲攻撃を強行した山本五十六連合艦隊司令長官は
最大級の誤りを犯したといえる。
E.B.ポーッター著
『提督ニミッツ』
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