>>1
全く駄目。
小泉の経済政策はインフレ不況下に行うべきもので、デフレ不況で苦しんでた日本には逆効果だった。
小泉改革はサッチャーのパクり部分が多くてサッチャーが改革する前のイギリスはインフレ不況だった。
好景気を主張してたのに名目GDPが就任時と退任時で殆ど変わってなかったのが全てを表している。
(2001年の名目GDPは505兆円、2006年の名目GDPは506兆円)
供給サイドを肥やしただけで、需要サイドについては全く考えてなかった。
小泉の顔が亀井静香で、海外の景気が今みたいに不況だったら5年も持たなかったはず。
当時、亀井が主張してたように公共事業なり財政出動をして需要創出を目指すべきだった。
それなのに小泉は公共事業を敵視して増やすどころか削減して地方を大疲弊させた。
余談だが橋本〜小泉〜民主党政権下で土建屋苛めが続けられ、建設業界に先行き悲観論が蔓延り
それが今の人材不足に繋がり安倍政権の第二の矢の政策を苦労させている。
まぁ国民も悪いけどな。この国はマクロ経済の初歩も理解してないキチガイばかりだから。
選挙で立候補者が「日本は消費不足です。民間は消費してくれないので政府支出をばんばん増やし
経済のエンジンをかけます!!」と正論で演説したら民衆から「ふざけるな!借金を減らせ!」
「無駄遣いはやめろ!」などなどボロカスに言われた末に見事落選する国だからね。
正論を主張する政治家は選ばれず、愚民の主張に迎合した「とにかく緊縮財政」派のバカな
政治家がうじゃうじゃ当選する。それが失われた20年の大半の理由。まさに衆愚政治、って感じ。
デフレ不況で苦しんでいる過去20年の日本で内需主導の景気回復をしていたのは村山と小渕政権だけ。
この2政権は何をしてたのかというと公共事業など増やして財政拡大。
前者は増税で、後者はゼロ金利解除で完全回復する前に引き締め政策やったから良い流れが
台無しになったけど、しっかり景気回復してたのは当時の成長率見ても明らか。

デフレ不況下→ 財政拡大・金融緩和 : 正しい
インフレ不況下→ 緊縮財政・金融引き締め : 正しい

こんなの高校の公民レベルで習うレベルなのに、それがわからない馬鹿が多い。