似た要旨は、「横目」の中に三度出てきます。
城川氏の証言が真実なのは、「自分の経験より、兵卒は嘘をつかないものだ」からです。
それ以上の理由は述べられていません。

「横目で見た郷土史」は決して無視されたわけではありません。
鹿児島の南日本新聞はもちろん、全国紙、週刊誌で報道されています。
片岡氏は何度となく新聞、テレビ、ラジオと地元マスコミに登場しているのです。
また、大河ドラマ「翔ぶが如く」が放映されたころには、
ずいぶん講演に招かれたとあります。
片岡氏自身が述べておられます、まさに「人生のハイライト」であったと。
そして「桐野が西郷を撃った」説により、脅迫電話はありましたが、
実際に暴行を受けたという話は聞いたことはありません。