【首相】歴代総理の格付けをしよう その34 [転載禁止]©2ch.net
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
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2014/11/29(土) 11:22:58.33ID:X6yLaCy90
歴代内閣総理大臣を格付けするスレ。
0511名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 03:18:28.76ID:LnCK+jeV0
>>462
全くの同感。
俺も橋龍があまり叩かれないことにいつも違和感を覚える。
結局、反省会すら満足にできないマヌケな国だから20年も失われたんだろうな。
0512名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 03:58:42.64ID:LnCK+jeV0
>>484
>まず経済認識。
>経済が悪くなったのはバブル崩壊(1989)以降であるというのは基本的時代認識。
>ただし実体経済に影響が出始めたのは君の指摘どおり1997年ごろから顕著に。
>崩壊時点では過去30年以上の経済成長の貯金があって、報道や世間の認識に比べて
>経済は意外に落ち込まなかった。

あのさ、>>462も言ってるように、バブル崩壊で一旦どん底になった後、90年代半ばに再び右肩上がりになりつつあったんだけど?
バブル崩壊以降、ずっと成長率は低迷してると思ってるんだろうけど、実際は違う。

日本の経済成長率の推移
http://ecodb.net/country/JP/imf_growth.html
1992 △0.82%
1993 △0.17%
1994 △0.86%
1995 △2.74%
1996 △3.10%
1997 △1.08% (GDPの中身を見ると、プラスは外需が殆どで、内需はゼロ成長)
1998 ▲1.13%
1999 ▲0.25%

一目瞭然だけど、1995年、1996年頃にはだいぶ景気は明るさを取り戻しつつあった。
なのに1997年の橋本政権の14兆円もの大型緊縮がきっかけで回復の芽は摘まれ、
深刻な景気後退が起こり、それが金融危機を引き起こし、デフレに転落して今のザマになってる。

>政治は誰も英断を振るって構造改革に手をつけなかったので、日本経済はじり貧状態。
>過去30年の貯金を食い潰しながら、デフレの最初の10年をずるずる引き延ばしていったような感じだな。

構造改悪は供給側を主として意識した改革なんだが?
なんで需要<<<供給というデフレ不況下で、更に供給サイドを強化するような政策を求めてるわけ?
てか、実際に小泉がやってたじゃん。だからデフレは悪化する一方だった。

>この時代はおそらく誰が総理になっても似たようなもんだったと思うよ。
>まだ橋本はましな方だったというのがおいらの見解だ。

本当にそう思ってるならアホすぎるな。
1996の総選挙で、新進党が勝利して小沢首相が誕生してたら失われた20年なんて無かった。
別に俺は小沢信者でもないし、基本的には自民党に投票する人間だが、あの年だけは新進党に入れた。
なぜかというと、新進党は橋本政権の緊縮政策に反対していたから。
0513名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 03:59:44.83ID:LnCK+jeV0
>その後、小渕がバラマキ財政出動をやって景気と金融のてこ入れをやったが、構造改革は先送りしたので、
>経済の延命には成功したが、結局不良債権問題は片付かず、借金財政を拡大しただけに留まった。

あー、もう話にならね。橋本のバカげたセルフ制裁で急速に景気が悪化して、需要が急減してたのだから景気対策するのは当たり前のこと。
自ら借金王と卑下してまで景気の底割れを防いだのに小渕も報われねえな。
あんたはどうせ財政出動をモルヒネ代わりくらいにしか思ってないんだろうけど違うから。
財政出動が悪いのではなく、財政出動の出口戦略が日本の場合はいつも悪いの。

@財政出動をする
A景気が上向き始める
Bちょっと上向いたことに安心して、財政事情を気にして完全回復の前に打ち切る
C自ら不景気を呼び戻し、景気回復に失敗
D債務だけが積み上がる
E@に戻る

このループを繰り返してるだけなんだが?用語で「ストップ&ゴー」もしくは「ゴー&ストップ」と呼ぶ。
需要が供給を上回らないと物価は上がらない。なのに、いつも需要が供給を上回る前に出口に突入してる。
小渕が倒れた後、森を挟んで出てきた小泉が実際に過激な緊縮策を行って再び一気に景気が悪くなったじゃねえか。

>変人の小泉政権が出てきて、無謀というかぶっ壊しを行い、人事の才能があった小泉の集めた人材のおかげで
>日本の構造改革が緒についた感じだった。
>竹中とか、猪瀬とか若手の無名官僚を抜擢していた。

2001年から2006年まで仕切った小泉政権の実績はこれ。

名目GDP
2001年 523.0兆円
2006年 526.8兆円 (伸び率0.7%/1年あたり0.14%)

需要が不足してるデフレ不況なのに、緊縮財政で需要を削り取るデフレ政策をしてたから名目GDPが伸び悩んだのは当たり前だわな。
0514名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 04:02:48.07ID:LnCK+jeV0
ミラーマンこと植草一秀も90年代半ばにはだいぶ景気回復してたが橋本のせいで台無しになったという認識。
こいつはサヨクだから思想的には好きじゃないが、この経済認識については全くの同意。


浮上する日本経済を撃墜した史上最大のデフレ財政
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-4a01.html

日本経済がバブル崩壊後の不況を克服するたしかな手ごたえを得たのが95年から96年にかけてであった。
95年の円高局面で日銀が政策を大転換し、金融緩和政策を強化した。
村山政権は14兆円の景気対策を決定し、財政金融政策総動員のスタンスを明示した。
政策総動員によって日本経済の方向は好転し、96年に日本経済はバブル崩壊後、初めて明確な回復軌道を実現させつつあった。
私は、96年の最重要の経済政策問題が消費税増税問題になると判断し、消費税増税問題が日本経済再悪化の引き金となる事態を回避しなければならないと考えた。
97年度の増税が日本経済の浮上を破壊してしまう可能性を憂慮し、これを回避するための政策提言を展開したのである。
1996年6月に刊行された東洋経済新報社『論争』96年7月号に、「財政再建最優先論に異議あり」と題する論文を発表した。
ここで提示した政策提言は、1997年度の財政緊縮策を消費税率の1%引上げのみに留めよというものだった。
この施策によるデフレ効果は2.5兆円=GDP比0.5%である。
この程度の財政緊縮であれば、日本経済の回復基調を破壊しないと判断した。
私が論文でもっとも強い警告を発したのは、日本経済の地下に巨大な不良債権問題のマグマが潜んでいることだった。
行き過ぎた緊縮政策を強硬実施すれば、株価下落=経済悪化を通じて、不良債権問題を一気に爆発させてしまう。
この問題に最大の警戒を払うことが最重要であることを訴えた。しかし、橋本政権はこの道を選ばなかった。
橋本政権が97年度に実施した政策は、消費税5兆円増税、所得税2兆円増税、社会保障負担2兆円増大、公共事業削減4兆円だった。
合計13兆円のデフレ政策を実行したのである。
この結果、96年6月26日に22,666円だった株価は下落に転じ、98年10月9日には12,879円にまで暴落した。
そして、97年秋の三洋証券、山一證券、北海道拓殖銀行の破綻、98年の日本長期信用銀行、日本債券信用銀行の破綻が生じていった。
懸念通りの金融大波乱が生じたのである。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:f3cb0ceedb6ea79f0a5e4b886d5d3f73)
0515名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 04:05:50.88ID:LnCK+jeV0
日銀出身のエコノミスト鈴木淑夫が書いた当時のリアルタイムのコラムも同じような認識

政策不況は政策で正せ (『エコノミスト』 1997年12月2日号)
http://www.suzuki.org/japanese/ronbun/right_mag19971202.htm

これは2つの意味で、自社さ民の四党が招いた典型的な政策不況である。
第一に本年度デフレ予算が招いた循環的不況であり、第二に資産デフレに対する無策が招いた構造的不況である。
まず本年度予算は、消費税率の5%への引上げ(5兆円)、特別所得減税打ち切り(2兆円)、健康保険など社会保障負担増加(2兆円)で、合計9兆円の国民負担増加を伴っている。
9兆円は国民所得の2.3%に当り、本年度の実質可処分所得はほとんど延びていない。公共投資も補正後の前年度予算に比べて大きく落ちる内容だ。

これは超大型の「負のケインズ政策」である。その結果、個人消費、住宅投資、公共投資が減少し、前述の在庫調整を引き起こした。
政府はこのデフレ効果を見誤り、4月以降の需要落込みを消費税引上げ前の駆け込み需要の反動減だと主張し、民間の強気の生産をあおり、在庫調整の規模を大きくしてしまった。

新進党はこの循環的政策不況を予見し、昨年12月の臨時国会には消費税引上げを延期する法案を、また本年1〜3月の通常国会には2兆円特別減税を継続する法案を提出した。
しかし、自社さの3与党に加え、民主党までが両法案に反対し、否決されたのである。

ケインズ政策は効かないと宣伝し、大規模な「負のケインズ政策」を強行した自社さ民の4党は、国民に対して何と言い訳する積りか。
自社さ民の4党は、日本経済を中期的低迷から循環的に立直せる絶好のチャンスを潰したのである。

日本経済は92〜94年度のゼロ%台成長のあと、95年度は2.4%、96年度は2.9%の成長となり、企業収益は増益に転じ、失業率の上昇は止った。
もし97年度に大規模な「負のケインズ政策」を採らなければ、成長率は3%台に乗り、民間支出主導型の自律的成長軌道に戻ったであろう。

自社さ民の4党はこのチャンスをぶち壊した。


「日本経済は92〜94年度のゼロ%台成長のあと、95年度は2.4%、96年度は2.9%の成長となり、企業収益は増益に転じ、失業率の上昇は止った。
もし97年度に大規模な「負のケインズ政策」を採らなければ、成長率は3%台に乗り、民間支出主導型の自律的成長軌道に戻ったであろう。

自社さ民の4党はこのチャンスをぶち壊した。 」
0516名無しさん@お腹いっぱい。
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2017/08/03(木) 04:08:57.22ID:LnCK+jeV0
1995年のG7の平均成長率
1位 日本 2.74
2位 米国 2.72
3位 カナダ 2.68
4位 英国 2.51
5位 イタリア 2.30
6位 フランス 2.09
7位 ドイツ 1.81

1996年のG7の平均成長率
1位 米国 3.80
2位 日本 3.10
3位 英国 2.55
4位 カナダ 1.61
5位 フランス 1.39
6位 イタリア 1.29
7位 ドイツ 0.86

確かに>>462が言うようにG7ではアメリカと並んで一番好調だった。
「バブル崩壊以降、日本経済はずっと低迷」という認識が的外れなのがわかる。
「バブル崩壊後、日本経済は復活しかけた。しかし政策ミスで、1997年からずっと低迷」が正しい。
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