>>93
「敗北を抱きしめて」などいられない
https://web.archive.org/web/20201129220620/http://ironna.jp/article/873

「日本悪玉論」を拡散するジョン・ダワー
https://archive.fo/7LhWQ

20世紀日本における知識人と教養―丸山眞男文庫デジタルアーカイブの構築と活用―
https://www.twcu.ac.jp/univ/research/project/maruyama-project/report/17maruyama_kenkyuuseikahoukokusyo.pdf
 この点に関連して興味深いのは、1960 年代に入り、アメリカでは人種問題やベトナム
戦争の影響をうけて、マルクス主義なども含めたラディカル諸科学の復興が起こった点
です。日本史研究の分野でも、マルクス主義の方法を取りいれて研究をしていた E・H・
ノーマンが 1950 年代の赤狩り時代には無視されていたのに、1960 年代に若手であった
ジョン・ダワーなどによって「発見」され、復権を遂げてゆきました。しかも、そのき
っかけは、自殺したノーマンに対する丸山さんの追悼文の英訳をアメリカの若手研究者
が発見し、それがアメリカの日本史研究学界におけるノーマン復権につながったという
ことです。