開戦の詔勅と終戦の詔勅を見てみました。
「アジア」ではなく「東亜」ですね。
開戦の詔勅では「東亜の安定」です。
終戦の詔勅では「東亜の安定」と「東亜の解放」です。

「東亜」には通常マレーシアやフィリピンは入りませんね。
開戦時に東亜で不安定だったのは中国だけでしたから、
限定的に『「中国の安定化」のために米英と戦争する』で良かったでしょう。

終戦の詔勅の内容は支離滅裂で、東亜は元々、植民地にされていないので、
東亜の解放のために戦っていた、という事はあり得ません。
朝鮮・台湾を植民地と解釈し、満州を傀儡だと解釈すれば、
これらの東亜の解放の為に戦っていたのは、むしろ連合国になってしまいます。