大西洋憲章の原則は国際連合宣言に取入れられ、合衆国、英国、ソヴィエト連邦、中国、フランス、
他の二一箇国(3)が一九四二年一月一日ワシントンでそれに署名した。その声明書はソヴィエト連邦が
日本と戦うためにいかなる代償をも要求してはならないよう明文化されていた。それかといってソヴィエト連邦は、
憲章の一般的原則を受け入れることを免れることにはなっていなかったのである。
 中国がこの憲章に参加したことは、ヤルタが如何に深く中国を裏切り、如何に邪悪な信念のもので
あったかということを、ヤルタを批評する人々は論議するのである。
http://theendoftakechan.web.fc2.com/atDawn/Potsdam.html

 1950年2月にイギリスで、ドイツ出身の核物理学者クラウス・フックスがスパイ容疑で逮捕された。
彼は、マンハッタン計画でアメリカの原爆製造に貢献したが、同時にソ連に機密情報を流していた。
 そこから芋づる式に、同年6月に米国で、ロスアラモスの核施設に勤務していたデヴィッド・グリーングラス
(エセルの実弟)とその妻ルースが、そしてローゼンバーグ夫妻が逮捕された。
 1995年にベノナ計画の資料の一部が初めて公開されたことで、現在では、ジュリアスが多くの
機密情報をソ連に流していたことは、明らかになっている。
https://jp.rbth.com/arts/2013/06/19/43633