>>543

池田信夫ブログ
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51911727.html
NYタイムズの田淵記者とのやりとりでわかったが、NYTはsexual slaveryを国際刑事裁判所のenslavement
の意味で使っているのだという。これは人身売買を禁止する規定だ。

この意味での「性奴隷」が戦時中にあったことは明らかだ。内地でも、娼婦の多くは身売りしてきた娘だった。
吉見義明氏のいう広義の強制性の主要な内容も人身売買だが、それは世界中にあった。これまで日本は
河野談話で人身売買への「政府の関与」は認めており、謝罪もしている。だから彼らが「性奴隷=人身売買
について日本政府は謝罪せよ」というのなら、その話は終わっている。

それ以上、何を認めろというのかがわからない。日本では奴隷制は禁止されていたので、政府や軍が人身
売買を行なった事実はない。慰安所を経営したのは民間業者であり、慰安婦は一般から募集され、二等兵
の20倍から50倍という高給で雇用されていた。ただしそれは公娼だったから、軍が管理していた。これは今、
風俗営業を警察が管理しているのと同じだ。