この二つの西郷評のおかしな点を少し書くと

重野の「薩摩の者は申すに及ばず、他国の婦女子までも、西郷先生ならばと云って、皆戦争に出る気になった。」
他国の婦女子とかそんな事実はまったく無い

そして大隈の、西郷は「少しも私心無き卓越したる英傑」という評
大隈が本心からそう思うだろうか??
西郷が論理的な理念や方針を持たない壊し屋であることを「私心無き」と皮肉ったというなら話は分かるが・・・