>>727
英語圏では、些細な文法ミスをこれ見よがしに指摘する人は「グラマーナチ(文法ナチ野郎)」と呼ばれ忌み嫌われているそうだ。
こんな実験結果もあるそうだ。

実験には83人のボランティアが参加、文章は“同居人募集の広告文”に対する12通の返信メールが使用された。
扱われたタイプミスは、make(mkae)やabuot(about)、文法ミスはto(too)、youre(you’re)、it’s(its)など、極めて些細なものである。

性別、年齢にかかわらず結果は期待どうりのものだった。
より外向的な人物の方がミスを見逃す傾向があり、感じが悪く内向的な人物の方が「ミスの多い文章を書く人」を否定的に評価していたという。

「感じの悪い人(人付き合いが悪い人)はより文法ミスに敏感で、勤勉で(お堅く)開放性が低い人はタイプミスに敏感でした」(ボーランド教授)

内向的な人が文法ミスに敏感な理由として「多様性への(否定的)反応」を挙げている。
外向的で人付き合いの良い人は、さまざまな人物との付き合いがあるため多様性に開かれている傾向があるが、
内向的な人は規範からの逸脱を嫌うということだ。

文法ミスやタイプミスを私的する人は、自身が「感じの悪い内向的な人物」であることを自覚する必要があるだろう。