もっとも信用できるのはこの内容である。
山下大将は虐殺の責任者ではないと確認されたにもかかわらず
海軍の汚い裏工作によって、責任をなすりつけられたと思われる。
海軍幹部らはみんな、各地で行われた捕虜処刑の罪を現地になすり付けて逃れている
パラワンでも同様であったと考えられる
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 山下は、彼には罪のなかったマニラの暴行と同様に、1944.1月のパラワン島における
アメリカ人捕虜150人の焚殺、及び1945年初頭のパタンガス地方のフィりピン人部落に対する
一連の報復虐殺の指導責任を負わされた。

裁判で明らかになったことは、パラワンは残虐行為が為された頃は、
東京が指令する海軍航空隊の指揮下にあったというのが事実であり、
パタンガス報復爆撃もまた、山中に位置していた山下の指令によって為されたのではなく、
むしろ東京からの命令で為されたと云うのが事実であった。

フィリピン人の証言では、パタンガスの部落がゲリラ活動の中心であったことが裏付けられている。
ゲリラが権利を持たないというのは、国際法上の戦争行為の一般に認められた準則である。
如何なる理由をこじつけても、山下処刑が選ばれた。

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