普通に市場に出回る木刀の素材は、
大径木が容易に入手できる、普通種の木、という制約の中から
選ばれてきたはず。
外国産材も、江戸時代に、既に輸入されていた、黒檀などしか使ってない。
日本産材なら、ウシコロシ(石割ハンマーの柄にされる低木)、
ウバメガシ(日本で最も強度がある樫だが、小径木がほとんど)
オノオレカンバ、などの大木を探してきて、それで木刀を作れば、
外材なら、黒檀よりずっと強い、南米産の、ペルナンブコなんかを
使ってみれば、すごく丈夫な木刀ができると思う。