>>798
幾何光学的に直進成分を使うのが明視野
幾何光学的に非直進成分だけを使うのが暗視野
直進成分と非直進成分の二つの成分の干渉を使うのが位相差

位相差の非直進成分は一次回折光で、光路的には直進成分に近い
コンデンサのN.A.も対物レンズと同じ値(あるいはそれ以下)のものが使える

暗視野の非直進成分は散乱が主体で、直進成分から離れたものが多い
コンデンサのN.A.は対物レンズの値より大きなものが必要で
対物レンズのN.A.が大きい場合、コンデンサはかなり特殊な構造が必要