グーグルがWikipediaへの支援を拡大、そこには「将来の利益」を見据えた戦略があった

グーグルが「Wikipedia」を運営する財団への支援を拡大し、
310万ドル(約3.4億円)を追加で寄付したことを明らかにした。
だが、これは純粋に利他的な行為というわけではない。
将来的にグーグルに利益をもたらす可能性を見据えた経営判断なのだ。

このほどグーグルが、無料のデジタル百科事典「Wikipedia」に
310万ドル(約3.4億円)を寄付したことを明らかにした。
これにより、過去10年に同社がWikipediaに提供した資金は、
750万ドル(約8.2億円)を超えることになる。

今回の寄付金については、Wikipediaを運営するウィキメディア財団の
現在の活動に110万ドル(約1.2億円)があてられ、
残りの200万ドル(約2.2億円)が今後のさまざまな活動を支える基金に提供される予定だ。

https://wired.jp/2019/02/05/google-wikipedia-glow/