コード進行を作ってメロディと歌詞を載せて行くのが一般的な曲作りの方法だけど、
ハードロックやヘヴィメタルの曲作りは独特だからね。
ギターのリフにベースやドラムが合わせてジャムセッションのような形でバッキングトラックを作って行く。
そういう曲作りが初めての経験だったグラハムはどこがヴァースになり、ブリッジ、サビになるのか分からず
どのように歌を入れて良いのか戸惑ったそうだ。
それについてリッチー・ブラックモアやロジャー・グローヴァーが「グラハムには曲作りのアイディアが何も無かった」などと
批判をしたために、グラハムは曲が書けないという間違った情報が広まってしまった。
MSGの「黙示録」のときはハードロック風の作曲方法にも慣れてメロディや作詞はほとんど全てグラハムが作った。