ジャスト五十のワシはおそらく洋楽が日本の音楽文化の中で崇められていた時代に青春時代を過ごした
ジャーニーやヴァン・ヘイレンでハードなロックの洗礼みたいなものを受けた一方でバーブラ・ストライサンドやマーティ・バリンやロバータ・フラック他何でもかんでも好奇心の赴くままに聴いていた
やがてハードなロックへの欲求が加速してジューダスやメイデンやオジーなどの爆音と過ごす日々とシンクロなるようにUSフェスティバルのヘヴィーメタルデイがテレビ朝日のゴールデンタイムに放送されたりBurrn!が創刊さ
過激なメタリカにスレイヤーに没頭しはじめた頃にはアーハやマドンナやブライアン・フェリー他ポップスのレコードは忌々しく感じて売却の憂き目だぜ
売ったり捨て去るだけならまだいいんだが、やれマイケル・ジャクソンはホモ野郎だのエルトン・ジョンはオカマだのクサしたりケナしたり過去の自分の汚点扱いとは実に短絡的だったな
そしてその愚かさに気づき悟りの境地や魂の平安を得たた今、ワシは全てに懺悔する
ヘヴィーメタルは劣等民族が嗜好するゴミクズだったとな
Burrn!は勝手に被害妄想に苛まれたコンプレックスの裏返しでしかないヒトラーの我が闘争みたいな雑誌だったと
繰り返すがヘヴィーメタルはゴミクズに過ぎない