【我妻】 あの学者の天才エピソード2 【団藤】
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その日は択一の発表日だった。
前田雅英は平野竜一の研究室に呼ばれていた。
「前田君、今度の判例研究会での君の報告だがね、順番をずらそうかと思うんだ
一応形だけでも司法試験ぐらいには受かってもらわないことには
君も肩身が狭いだろう。論文は択一と違って結構大変だから、どうかね?」
「あ、あの先生、実は」
「まあ、そんなことは杞憂か…むしろ、君の実力を過小評価してしまったかな、いかんなぁ」
「択一試験に落ち…」
そのとき、ドアが勢いよく開いた
「団、団藤先生、それに藤木(英雄)君」
「いや〜、聞いたよ前田君
た く い つ
に落ちたんだって
まあ、あんな下らない試験のことは気にしない方がいいよ
ところで、藤木君、君は確か大学3年で合格したんだよなぁ」
「はい」
「それも、トップで合格だ。
まあ、結果が全て。いやいや不合格の時点で結果は無価値だよな
択一で落ちようと論文で落ちようとどちらにしても。
いいなあ、結果無価値論は
本当に、いい弟子を持ったもんだ平野君は
結果無価値を体現してくれる弟子なんて滅多にいるもんじゃない
そうそう、前田君も今度の判例研究会での報告楽しみにしてるよ
時間は充分あるし、きっといい報告ができるだろう
では、お邪魔したね平野君」
団藤が去った3秒後
六法が時速150kmを超えるスピードで平野の手から前田に放たれた。 団藤先生が何年か前に自分の半世紀を新聞に連載していたけど、自分の講義する刑事訴訟法を一番的確に理解した生徒は三島由紀夫だったと書いてたな。
団藤先生は戦後の刑事訴訟法を事実上一人で起草したような大学者だから、先生のこのほめ方はちょっとすごい。
「三島君の『仮面の告白』は私の刑事訴訟法理論を言葉にしたものだ」とも言っていた。
三島自身も、父親に無理やり法学部に入るよう強制されて最初はいやいや勉強していたが、刑事訴訟法の考え方が文学者としての自分の思考訓練になったと述懐している。
団藤先生は、東大の自らの刑事訴訟法の試験で非常に的確でエレガントな回答を書いてくる平岡という生徒の答案を気に入って参考のために保管していたら、後日それが後の三島由紀夫だったとわかり驚いたという。 そもそも法律学者に天才はいないよ。
特定の範囲をこなす受験勉強的な秀才があるにすぎない。 >>28
門外漢なので、教えてくれませんか? 倫理問題とは何ですか? 具体的にではなく抽象的に言ってもらえませんか?
宜しく。 三島由紀夫が団藤の刑事訴訟法の講義を受けていて答案が優秀だったとは聞いた。
某学者から。 団藤重光と森繁久彌はタメです。もはや国ですら勝てない森繁御大 >>28
答えの返信がないですね。あなたがいう倫理問題とは、それこそが現代社会でうやむやにされているということですか?
法治下の人間の義務そのものだと考えますよ、わたしは。
もしそうだとしたら、それは法では解決できません。人間が法以下であるのは何故ですか? 人間が法を作るのにもかかわらず、それこそがその原因なのだ。
宗教でいえば、達磨を理解する者はいない、まあ理解は出来ないが。それと同じですよ。どうして人間が作る法が人間を縛るのですか? その逆転こそが原因なのだ。
それは特定の一部の人が理解できるがほとんどすべてが理解できないからだ。 そもそも民主主義なる児戯にも等しい愚かな形式が、人間を
法以下にするのである。したがって、それが浸透した社会では倫理など捨て去ってもなんの痛痒も感じないのである。義憤を感じるのは精神が有る者のみなのだ。
それを知っていましたか?
つまり、ある者に義憤があるかどうかは、歴史的なあるいは個人的な言わば「縁」なのだ。したがって、「縁」は法では解決できない。それは人間の内から生ずるものであり、
外から宛がうものではないからである。 ここでも答えがないなー。君たちはいったい何を投稿しているのか? 受験生はやめたまえ。そんなことをしているから、世界人類が、ダメにんげんなのだ!
いい加減にしろ! バカ共め! 誰か答えたらどうだ。卑しい奴ラメ。 2ちゃんねらーは、アホしかいないってことで良いんだな? 倫理には「賢く美しく」と
「馬鹿を縛る」の二種類がある。
法の有る無しで皆が賢く美しくなるのですか?
現状はただの消去法で「馬鹿を縛る」が法と倫理の究極の融合として理想化されている。
>>35
>倫理には「賢く美しく」と
>「馬鹿を縛る」の二種類がある。
分かっているじゃないか。肯定的なな面で一言で云えば、人間の美が発現するということだ。しかし、醜悪さで生きる者に対応するためには、法が
必要だろう。それが社会の限界なのだ。わたしがこう云うといって、悪人を全否定しているわけではない。彼らは、社会状況の犠牲者ともいえるのだ。
しかしこの言い分に対してこう云う人がいるだろう。
「私も腹が立つことがあるけれども、自分を押し殺して他人にあたらずに、犯罪も犯さず生きている。」とね。
だが、人には頭の良さと忍耐力には大きな差があるのである(おそらく先天的かつ後天的に)。法律が人を裁くとき、あまり犯罪者の状況を
考慮していないように思われる。それは何故か分かりますか? それは法が法として完全に人を裁くことが出来ないからだ。簡単に云えば、
法が気にしているのは誰かと同じ、世間体である。しかし裏では、官僚の云うことに従うのだ。それは、NHKであれば民放のようになれと
脅されているのに等しいし、民放であれば放送法で脅されている。新聞は一部いくらに決めるかで脅されている。この世の情報源は
すべて官僚に押えられている。裁判官も同様である。
君は、イラク戦争当時、日本が自衛隊をイラクに派遣するかどうかで名古屋高裁が違憲判決を出したのを覚えていますか?
毎日新聞のその記事には、最後の文章で、判決を出したのは「退官前の裁判官であった」とはっきりと記されていました。(「」は筆者)
それは政府の意向(アメリカ)と違う判決を出すためには、圧力を受けない裁判官が必要ったからと思われます。それを最後に挿入したのは
記者の意地だったのでしょう。世の中は所詮、正義よりも権力がものをいうのだ。
>法の有る無しで皆が賢く美しくなるのですか?
違うと思うよ。あくまでも法は、最低限の社会を成立させるものだ。法は個人の美徳を目覚めさせることはない。なぜなら法は、究極的には
法自体が自分自身でなければならないからである。そんなことは到底不可能だろう。したがって個々人は、なんらこの深い個人的経験が
ない限り、目覚めることはない。
>現状はただの消去法で「馬鹿を縛る」が法と倫理の究極の融合として理想化されている。
それは間違いだ。経済至上主義社会では、倫理は省みられることはないからだ。ルイス・マンフォードの「Organization Man」を読んでは? ニ宮周平さん
●無戸籍(部落出身を隠すため)
●本名、井上
●弱視色弱
●知能指数74
●言語障害
●小学生の頃からイジメられる
●イジメられるのは部落出身だからだと身内から教育を受ける
●元解同工作員
●最終学歴中卒。学歴偽装
●父親は性犯罪者
●母親は父親の被害者(和解に持ち込むため騙して結婚?)
●学生のアイデアを盗んで論文執筆
●嫁は元ソープ嬢 >>42
〜さんと言いつつ、君は悪口を言っている。恥ずかしくないか? 反論ならその人の言ったことに対して言えばよい。
そうだろ? IQをいうお間抜けはアメリカだけだぜ。
学歴が何だ! お前は教育が公平だとでも思っているのか? 人にはいろいろ事情があるのである。
そのことで言えば、受験では物覚えが良い者が明らかにはるかに優位である。たとえ創造力や思考力-感性
がなくとも優秀(虚偽)になれるのだ。
お前に問う。 頭がよいとはどういうことか? 答えよ! 言えば、物覚えがいい者は大抵カバだ。お前もその一人だろう?
東大なんてのはその典型だよ。創造力がないので暗記力に固執するのだ。はっきり言えばそんなものはどうでもいいのだ。
なぜなら記憶は過去である。過去であることを現在に呼び出すのは創造力以外にはない。
創造性を欠いた人間もどきが云々するんじゃない、カバめ。 >>22
>では、お邪魔したね平野君
ほかに用事もなしに
それいうためだけに平野龍一の研究室に大先生2人もそろって
入ってきたところがw
では、お邪魔したね 例の60年前の赤ちゃん取違え事件について、週刊誌がいろいろ両家庭の差異と生育歴をあげているが、
久しぶりに団藤・刑法綱要総論を読返してみた。
34頁にありましたよ。「人間が素質・環境の制約の下に行為の自由をもち、また、
素質・環境そのものをも、ある程度に支配することができ、かようにして、
決定されながらも決定していくものである」
生保家庭に育ち兄2人は中卒だが、定時制高校に進み、今回、大学へは行きたかった述懐する真兄。
裕福な家庭に育ち3人とも大卒で、弟2人は上場企業勤務だが、家業・家産を継ぎながら父母や弟らと不和・争訟のあげく、
裁判所で血縁なしとまで暴露された偽兄。
関係当事者すべてには同情を禁じ得ないが、決定論・非決定論の面では興味を呼ぶ事例だと思う。 団藤先生はお亡くなりになられてからも尊敬され続けるね。
カトリックの洗礼を受け、神に召されて、旅立っていかれましたね。
人間は、神が平和のための道具としてお造りになった。
それなのに戦争ばかり。神に祈りを捧げましょう。 >>45 仮にあなたが東京大学出身であるとき、あなたの意見に耳を傾けて熱心に聞く人たちは存在すると、わたしは思います。 >>49
洗礼をしたのは、ホセ・ヨパルト神父ですね? 【ヤフオク検索ワード】MK.BUTI
名画キタ━━(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-━!!
当たると大きい名画☆将来ビッグになるかも! >>22
団藤って、択一に批判的だったよ。
学部長当時、択一導入が法務省で議論されたので、
法学部生に択一と論文の模擬試験問題解かせたら
逆相関(論文優秀だと択一不良で、逆に択一優秀
だと論文不良)の結果が出たので、導入に反対と
法務省に申し入れたとか(確か『わが心の旅路』
に載ってた)。
なので前田が択一に落ちても侮辱はしないと思う。
アメリカのFBIは、日本でいえば、都道府県を横断するような捜査権を警察庁に与えた上で(国内向けの)諜報能力〔(国内向けの)スパイ活動能力〕を強化された公安調査庁を併合したようなものである。
アメリカではこのFBIが司法部門であるとされている。
アメリカは行政と司法の分立が全くできていない。
どう考えたってFBIは完全に行政部門の組織でしかない。
伝説は、やっぱり和仁陽先生やろ。
東大に残すためだけに、わざわざ新しい講座を設置したくらいだから。
共通一次で998点とったら、高校の担任にどこか体調でも悪かったのかと心配されたらしいぞ。 いろいろと役に立つパソコン一台でお金持ちになれるやり方
少しでも多くの方の役に立ちたいです
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SG3ED 法学者律法学者ラヴィじゃないけど、六法や法律書のまる読みじゃもったいない仕込みだ。裁判でも懲役禁錮死刑のみ弊害はクレオパトラが戒めて地獄に落としたが。
分からないやつはいいが夢失う若者も多い。試験自慢マニアや守銭奴弁護士、
過払い金の調査の方が的を得ている面もある。数理が出来ないのがクレオパトラヤハウエイ。功労面もあるよ。法三職。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています