>>220
レスありがとう。
やはり佐伯氏の制裁論は量刑問題には必読参考文献だよ。
法曹関係者が量刑を考える際のロジックが理論的に
解説されているのが、その本を読んでみれば分かる。
第1章〜第3章には特に。
刑事と民事の住み分けというよくあるレビューコメントが誤解させているけど、
量刑手続きについて第3章の「民事と刑事の交錯」にまで述べられているし。
「量刑」という語句自体もかなりの頻度ででてくる。
特にこのスレのテーマのような性犯罪だと
民事的な保障(慰謝料・示談金など言った民事制裁)と量刑は密接に結びつくわけだし、
より必読参考文献として的確だと思う。
松岡正章氏のそれは比較的古いという点が難点というだけで。
(2000年以後なので「古い」というわけではないが、
比較的古いというとわけで、佐伯氏のは2009年のものなので)
法学も日進月歩なので新しい方がいいだろうというわけで。


まあ、君は参考文献にちゃんとあたって議論してくれるので
非常にありがたいけど、>>221-226の方はレビューを読むというような
ネット上での情報しかあたろうとしないので非常に議論をする人として失格だと思う。