自民憲法改正草案の人権条項の疑問

1 天賦人権を明確に否定してるが、この憲法における人権の根拠、由来は何処から来てるのか?
また、現行憲法97条の削除
「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、
これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。」
生来でも歴史にも由来しない人権とは?
国家権力が人権を保証するのであれば、公共の福祉以前に人権を自由に制約可能となる。

2 国民を「個人として尊重」から「人として尊重」に置き換えているが、これは国民の個性を抹殺してヒトと言う動物的な意味で尊重する意味なのか?

3 公共の福祉から公益及び公の秩序に置き換えているが、公益と言う言葉は分かりやすい反面、右の人と左の人では公益の捉え方が大きく異なる。
イメージとして発散しやすく、政権毎に人権制約の解釈が大きく変化する怖れがある。

4 憲法36条の公務員拷問禁止において「絶対」を削除した理由は?例外として拷問を認めることでいいのか?